1番アイアン

「もっと生きた球をカッコ良く打ちたい。」ということでまたまた本日4回分のレッスンを申し込んだ。最近はスコアこそまとまってきたものの、それは現時点の実力を上手に使えるようになっただけで、物理的な実力が上がったわけではないから。

まず気合いを入れるためにレッスン場にあった年季の入った1番アイアンを3球ほど打ち込んだ。ちなみに全くうまく打てなかった(笑)。

今日のレッスン内容は最も大きな課題であり是非マスターしたいダウンスイング。どうしてもアウトサイドから下ろしてしまう現在のスイングから脱却せねば。スライスをなくし、ダウンブローをマスターしてダフリを減らし、このアイアンで「生きた球」を打ちたい。

ダウインスイングレッスン

まずはアウトサイドから振り下ろさないために効果的なアウトサイドにテイクバック。そこから手首の角度を直角に保ったまま右ヒジを右腰にぶつけるように下ろす。この動作を2〜3回繰り返した後、実際にボールを打ってフォローまで。とにかくこれをしつこく反復。

バックスイングで上がった手は、ダウンでの足の動き、腰のひねり、体の回転が入って始めてインサイドに下りる。そしてここで注意しなければならないのが以前にも出てきたグリップのローテーションである。「右ヒジを腰にぶつけるように下ろす」ばかりに気を取られているとどうしてもクラブのフェースが開いて下りてくる。ダウンスイングしながら右手の甲を地面に向けるローテーションがキーポイント。

ダウンスイング初動時の体重移動も不可欠で、骨盤を思いっきり左に移動させながらダウンスイングに入る。そしてインパクトを過ぎたあたりで始めて右ヒジを伸ばして左右の手をクロスさせるように返す。

最初はなかなか難しかったけれど、反復を続けているうちに感触に変化が!そう、素晴らしい打感を得られる率が劇的にアップした。だがインドアスクールなのであくまで感触だけ。だけどここがインドアの良いところ。ボールの行方を気にすることなく反復練習に打ち込める。

そしてもう1つ。インパクト時もしくは直後に左ヒジを横に抜いてしまうクセのためのワンポイント。左脇にグローブなどを挟む方法もあるけれど、ヒジを前面に向けることで横に抜けなくなる。

深堀圭一郎のインパクト
深堀圭一郎のスイング


特にティーショット時に力むと左ヒジが曲がってしまうので、本番ではアドレス時に意識的に左ヒジをグッと前向き入れる動作を最初に入れて、それからスイングを開始するの方法も効果があるとか。

90分のレッスン終了後、打席に空きがあったので更に60分自主トレ。もちろん今日の反復練習を体に覚えこませるため。明日も距離のあるレンジへ行くのはやめてここで練習しよう。レッスン生割引で30分400円打ち放題なのでこういう特訓にはもってこいなのだ。