マスターズゴルフ倶楽部玄関(2008/08/16)マスターズゴルフ倶楽部(2008/08/16)

兵庫県三木市にあるマスターズゴルフ倶楽部をラウンド。言わずと知れたマスターズGCレディースの開催コース。昨年の優勝は古閑美保。この日は使用コースもトーナメントと同じ中コース→西コースで、使用ティーも特別にトーナメントとほぼ同じとなるブルーから回ることに。キャディ付き&仲間内のコンペだったからOKが出たのだろうか。

本日のスコア
53(16)+53(16)=106(32)

中コース→西コース・ブルーティー・6,569Y

マスターズゴルフ倶楽部のスコア(2008/08/16)

不満点は多々あれど、今の実力からすれば上出来。そして「今までのゴルフは何だったの?」と思わせてくれるほど超難しかった。距離もさることながら、一番シビレたのは足首が簡単に隠れるほどの鬱蒼としたラフと「これでもかっ!」とそびえ立つ超砲台グリーン。ラフに関しては特にグリーン周りがきつく草の間からようやくボールが見える程度のところも多々。SWで上からロブ気味に打ち込むしかないような感じ。

序盤のホールでは百戦錬磨の同伴者がグリーン横10ヤードくらいから2回も3回も叩いていた。アプローチに関してはすぐに考えを改めさせられ、ほぼSW1本の勝負となった。ティーショットにしてもラフに入ると全員諦めムード。自分もフェアウェイから2打目を打ったのが4度のみ。それ以外は早々に2オンを諦めさせられ、ラフはそこで終わらないのでグリーンまで延々その戦いが続く感じ。

マスターズゴルフ倶楽部(2008/08/16)マスターズゴルフ倶楽部(2008/08/16)

3ホール目までは「なんだよこれ…」だったけど、4ホール目くらいから妙に楽しくなってきて「む?これこそがゴルフじゃないか」と思っている自分がいたから不思議。気持ちだけはトーナメントに出場しているようにフェアウェイを歩いてた(笑)。

中でも最もシビレたのは西コース8ホールの203ヤードショート。キャディのお姉ちゃんに「アゲインストなので210〜215ヤード打って下さい。」と言われた(笑)。ドライバーを握った同伴者もいたが自分はスプーンを選択。5ヤードほど右にあるサブグリーンに落ちてメイングリーンとの間の深いラフへ。距離がピッタリだったのは嬉しかったがボールのライを見たとたんに奈落の底へ…。

マスターズゴルフ倶楽部(2008/08/16)マスターズゴルフ倶楽部(2008/08/16)

この日は全てにおいてややプッシュアウト気味にボールが出た。特にここのグリーン狙いでのプッシュアウトはまさに致命的で苦労させられた。ティーショットに関してもラフが怖いだけに、進むに連れてフェアウェイが狭く見えてくる始末。

パットは32と少なくは済んだものの、これはグリーンが小さかったのとキャディが「絶対落としてはいけない場所」をよく教えてくれたおかげ。ラインは自分で考えたかったので自分のは言わないようお願いした…が、2度だけ聞いた(笑)。

終わってみると大変やっかいなコースだったけれど、今までで最も「ゴルフっぽかった」ラウンドだった。マスターズゴルフ倶楽部を良く知っている友人がラウンド前に「10〜20打は多く叩きますよ」と言われたが、まさにそんな感じ。

同伴者全員のスコアを振り返っても「謙虚にラウンドした人」は普段より10打増し。「ヤケになってしまった人」は20打増しとハッキリ現れていたような気がした。コンペの結果はネットでは賞に当たらなかったけれど、ネットでは3番目に潜り込めた。

ゴルフをするにあたっての目標は常に設定しているけれど、具体的には来年の同時期にここで90前後のゴルフが出来るようにしたい。それまでのラウンドは全て練習だ(笑)。ついでにこれが鍛錬になって他のゴルフ場が優しく思えてくると楽なのだけど…。