GPS付きカート

日曜日にラウンドした東庄ゴルフ倶楽部の乗用カートには「GPSカートナビ」が装備されていた。「距離が正確に分かっても腕がないし」などと、ほとんどどうでも良かったのだけれど、使ってみると優秀なキャディが帯同してくれているような安心感。

もちろんボールの位置までは乗り入れ出来ないので、あくまでカート道に止まったカートのアンテナが基準。しかしカートを止める位置を調整したりして使いこなせば、固定のヤーデージ杭よりはかなり融通が利く。おまけにグリーンセンターまでの距離以外にも、池やクロスバンカーまでの距離表示、それを越すための距離表示なども出る。ティーグランドからの「あなたの飛距離」もあった。

GPSカートナビの画面GPSカートナビの画面

ホールアウトするとスコア入力画面になって、ストローク数とパット数を入力することもできる。ホールアウト直後にマスター室でプリントされたスコア表がすぐに貰えた。ティーグラウンドでは次ホールの説明と攻め方のガイダンスがある。

空いていたので待ちがなかったから良いが、もし混んでいたらうるさくないのだろうかと少し思った(笑)。でも前のカートとの距離も管理されていたので、そのへんは考えてあるのかもしれない。ラウンドが遅いとカートの天井にある黄色のパトランプが光るしくみもあった。

東庄ゴルフ倶楽部のカート

ラウンド中に電子機器を使って2点間の距離を計測するのは規則違反だと思うけれど、ゴルフ場が用意しているのだから「キャディ代わり」として堂々と参考にさせてもらった。もちろん距離が分かっても腕が伴わないが、安心してクラブチョイスが出来るのは大きい。

カートが進むに連れグリーンまでの距離表示が減っていくのを利用して「目測の練習」も試してみたりした。グリーンの傾斜を濃淡で表した画面も出るのだけれど、これは使用しなかった。出来るだけグリーンへは歩いて上がるように努めているので機能を使うタイミングもなかったのだけれど、これだけは自分で見極めたかったから。