ジュンクラシックカントリークラブ(椿ルート・18H)

やっと来れたジュンクラシックカントリークラブは噂に違わない素晴らしい所だった。歴史と趣のある空間。家族のような暖かさと客質。美しいコース。夢のような2日間。グランディ那須白河で一泊した時も豪華で感動したけれど、全く対照的な落ち着いた雰囲気にすごく癒された。まさに「カントリークラブ」。

本日のスコア
53(17)+53(21)=106(38)

椿ルート・ホワイトティー・6,465Y
曇時々晴れ・微風時々やや強め

ジュンクラシックカントリークラブのスコア(2008/09/07)

椿ルートのアウトコーススタート。まず驚かされたのはティーグラウンドからの景観もさることながら、ティーグラウンドが凄く綺麗であること。フェアウェイも荒れた部分やディボットがほとんど見当たらない。整備というよりは「なんか細工でもしてるのか?」と疑いたくなるほど。

スタートホールで「青ティーから回りたいなぁ」とこぼしたら、キャディさんが「青にします?」と簡単に言うのでその気になって距離を聞いたら「6700ヤードです。」と言われたので速攻で「白でいいです」と決断(笑)。でもこの日は白が青と同じ位置というのが所々にあって、特にインコースは半分くらい青から打つことに。

ジュンクラシックカントリークラブ(2008/09/07)ジュンクラシックカントリークラブ(2008/09/07)

自分の飛距離がないせいか手前から攻めることに徹したせいか、バンカーがやたら多いわりにはどのショットの時も「利いてる」と感じることが少なかった。今日は一度もバンカーに入らなかったのでそう思っただけかもしれないけれど。

あと、ティーグランドから打ち下ろして、グリーンに向っては打ち上げというパターンが多かった。今まで体験してきたゴルフ場と比較するとティーグラウンドからクロスバンカーまでが20〜50Yほど遠かったので「名物」と呼ばれるホール以外は伸び伸び打てた。250Y前後まで飛ばす人にはきついのかもしれないが。

むしろティーショットよりも2打目以降の景観にプレッシャーを感じるコースで、生意気な言い方をすると、「ゴルフ場が語りかけてくる」ような感じ。解りやすく書くとレイアウトにメリハリがあるので「ここに打て」みたいな感じだろうか。当然打てなくて苦労するわけだけど(笑)。

ラフも噂通り長く厳しく見えたけれど、クラブを入れてみるとマスターズGCで経験したよりはかなり軽く抜けが良い所が多々あった。でもマスターズGCを経験しておいて良かったと感じた。あれがなければもっと叩いていたかもしれない。

ジュンクラシックカントリークラブ(2008/09/07)

今日はそういう意味ではまさに「コースマネジメントの勉強にもってこい」のコースだったのに、力んでミスする場面が多かった。逆に言うと「コースマネジメントしたから力んでミスった」のかもしれないけれど(笑)。こうなってくると「本番を想定した練習」がいかに出来てないかということだろう。工夫して練習にもプレッシャーを与えないと。

今日は今まで以上に「次のショットへのベストポジション」を考えて行動できたのに、実行するためにショットがあまり打てなかった。でも一応考えたゴルフをしたせいか、一部のホールを除いてスコアがあまり気にならない充実感があった。これは不思議。そして楽しい!

ジュンクラシックカントリークラブ(2008/09/07)

終了後、スコアカードを眺めると5つあったPAR5でサービスホールこそパーが取れたものの9打が3回も。名物ホールと呼ばれるアウトとインの最終ホールは、例えやり直せても良いスコアが出そうな気はしないけれど、それでも7くらいでは留めておきたかった。それ以外でも土手などの傾斜地から無理なショットを3回ほどしてしまった。後悔先に立たず。

もっと「設計者と対話」が出来る判断力と腕を付けないとなぁ。