グランディ那須白河ゴルフクラブ

ゴルフを始めた昨冬は、たまたま着色していないコースへ行っていたせいで全くか気づかなかったが、冬はほとんどのコースがフェアウェイを着色していることを知った。グリーンは冬でも緑色を保つベント芝採用のコースが多いが、そんなグリーンでも着色しているらしい。

着色というと「ごまかしている」「環境破壊」なんて思っていたがどうやらそうではないらしく、保温による寒害からの保護や発育促進、秋〜冬にかけての葉緑素増加などの効果があるらしい。

また単に「美しさ」だけではなく、緑のフェアウェイはティーショットの方向を決めやすくなり、進行も早まるとか。また着色は秋頃のまだ緑が残っている時期から段階的に行い、時期や回数を誤ると冬になって黒ずんだり褪せてきたりして、ゴルフ場側も試行錯誤が多いとか。

写真は昨年訪問した福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブ。ここのフェアウェイはベント芝なので緑色で当然。東北以南のコースはほぼ野芝か高麗芝で7割前後のコースが着色していると聞く。着色とは言ってもここまで綺麗にはいかないようだけど、先日TVで見た太平洋クラブ御殿場コースは、高麗のフェアウェイなのに夏のように鮮やかだった。やはり名門は着色技術も優れているのだろうか。