角溝ウェッジ

来年から角溝クラブの製造に規制が設けられる。いきなり来年の1月1日からというルールだけど、これは製造者に向けられたルールであって一般ゴルファーについては2024年まで使用可とのこと。

JGAの説明には「角溝」という言葉は出てこないが、フェース面の溝の容量と鋭さに制限が設けられる。鋭さについては、ロフト角25度以上のクラブにのみ適用されるので5番前後のアイアン〜ウェッジまでのルール。でも主にウェッジに狙いを定めたルールなんだろう。

適合リストは「15年も経って不適合クラブを使う人は稀だろう」という考えから作成しないらしい。まあそうかもしれないけど、適合リストがないということは、溝の経年劣化で不適合が適合になる場合もあるって考えても良いのだろうか?。でもこれは屁理屈か(笑)。

ラフからのプレーと、フェアウェイからのプレーの難易度の差が明確じゃなくなってきているというのが主な理由らしい。ラフからのプレーには高い技術と正確性を求めたいというご意見。なるほど。

ということで、私のウェッジも15年後には不適合。先は長いけれどきっと来年から「2010年ルール適合モデル」とか、派手に宣伝シールの貼られたウェッジが店頭を席巻するんだろうなぁ。誘惑に勝てるか?

関連リンク
・JGA−2010年の溝の規則の簡単な説明
・All About−2010年施行!クラブフェース溝規制とは