練習(20091015)

もともとはらい打ち、すくい打ち気味のスイング。上手く当たっている時は良いけれど、狂い始めると長いクラブが当たらなくなってくる。前回のラウンドではこれが出始めたように思ったので、今日はその狂い始めたスイングが修正できるといいなぁ、なんて漠然とレンジへ出た。

最初の20球ほどは、7番アイアンですら前回のラウンド同様にスライス回転する弾道が多く、どうしたものかと少し休憩。そしてふと先週のキャノンオープンの映像を思い出した。それは池田勇太プロ、久保谷健一プロのスイング。レッスンからもしばらく遠ざかっていた自分の注意点をこの2人のスイングで思い出したのを忘れていた。

久保谷プロの浅めのトップ、池田プロの打ち込み。

そこで、バックスイングはスリークォーター直前程度で切り返し、腕はほどほどにして肩を回す意識。このへんまでならプッシュアウトする怖さもない。インパクトでは、パンチショットをイメージするくらい極端に打ち込んでみた。途端にドロー回転の利いた力強いボールが連続する。

いつ振りだろうか、こんなに気持ちよくアイアンが打てたのは。しかも連続で打てたのが気持ちよかった。続くフェアウェイウッドも同じイメージで力強く叩けた。自分はこれくらい極端な意識で矯正して、やっと人並みのスイングになっているということなんだろう。

しかしドライバーだけがなぜかスライス回転。もちろん練習に持参しているのは自分用のドライバー。OBになるほどのスライスボールではないものの、練習場でこれではコースでは怖くてまだ使えない。

最近、池田勇太プロの独特の雰囲気が大好きで、早送りしながら彼の録画映像を多く見ている。イマドキの打ち方ではないかもしれないが、自分は彼のアイアンがターフを豪快に取る姿が心地良い。そしてその瞬間の破裂音。今回は彼のスイング残像が良い影響を与えてくれた。