一昨日の練習で、ドライバーなどの長いクラブのミスショット。そのほとんどが打ち急ぎによる引っ掛けやトップするもの。長いクラブではどうしても余計な力が入って、インパクトまでの動きが大急ぎになって明らかなミスショットがでる。そういう場合は他人から見るともう左に向って打ってるようにしか見えないし、左膝も伸びて引けてしまう。

今日のレッスンでは、「もっと肩をしっかり回して打てるようになりたいんだけども…」と状況説明しながら要望。しばらくスイングを診てもらっての提案は「肩より腰をしっかり回転させた方が良い」だった。

腰(股関節)の回転練習

写真は、クラブを左膝裏と右股関節に通して正しい腰の回転を覚えている様子。とても変な格好(笑)。回転というよりは、右股関節にしっかり体重をかけて後方に引く感じ。昨日の記事へのコメントで北の武器商人さんから“ズボンのシワ”の話題があったが、右股関節部分にしっかりシワを作るのはもちろん、むしろ股関節でクラブを挟む感じ。

・右股関節にしっかり体重を乗せて
・右股関節にモノが挟めるくらいシワを作り
・右足は突っ張らず
・お尻は飛球線方向に突き出し
・正面から見て”逆くの時”になるよう


クラブを挟みながらこれを繰り返していると、猛烈に背筋がきつくなってきた。数回繰り返しただけでかなり汗だく状態。回転ばかり意識するとスエーしたりスライドしたりということもあるが、この回転方法というか体重の乗せ方は“パワーを貯めている”という実感があった。

要はインパクトまでの時間(テイクバック〜ダウンスイング)を有意義に使うことを覚えるのが打ち急ぎ防止の良策なんだろう。

テイクバック時の右肘ローテーション

レッスン後半は、これに前回習った右肘のローテーションを加えながらウッド中心にスイング。右肘を体の外に逃がさないで肘から先を内側に捻りながら上げていくイメージ。これに加え、インパクトに向う過程で右手親指を地面に向けるイメージでフォローは低く出す。

一昨日の練習で自分では収穫と感じていた“腕の返し”だけど、やはりたまたま捕まりが良くても手首の使い過ぎとなり、クラブを早く上げてしまうみたい。ここも正しい動きを叩き込んで覚えないと。

しかし今日のレッスンはきつかった。80分のレッスン時間だが60分もしないうちにもうバテバテ。背筋は自然に鍛えられるだろうか?それともそれ用に何かストレッチするのが良いだろうか?面倒だなぁ…。