宮里藍のバックスイング

「プロは綺麗に肩を回すなぁ」と最近よく思う。もちろん自分が上手に肩を回せないからこそ食い入るように見る。今日の放送は天気も良くゴルフ場も綺麗だったので、録画を使って石川遼プロのスイングを超スローで何度か繰り返し再生してみた。特にテイクバック時の右肘のローテーションを食い入るようにして観察した。うん、自分とまるで違う。

次に宮里藍プロの録画も見てみる。これも同じ。クラブにもよるが、腕が地面を平行になる付近まで右肘は畳んでいない。そして右肘の方向は地面を向いている。自分の場合はもっと背中側を向いている。

だから、右肘が体の正面から反れてクラブをインから出やすくしてしまっているってことか…。右肘の内側を真上に向けるくらいで良いのか。そうすれば結構なところまで両腕を伸ばしたままテイクバックできる。どうしたらこんなところまで曲げずに上げられるんだ?そして同時に肩が綺麗に回転するんだ?という疑問もこれだけのことで解決方向へ。

早速鏡の前で確認しながら試してみる。なんかいい感じで上がっていくバックスイングに少し嬉しくなってきた。これだと両腕の間隔が必要以上に開いてしまう点も解消しそうな気がした。上手な方は特に気にすることもなく当たり前のようにやっている動きなんだろうなぁ。

1ヶ月前のレッスンで教わった“右肘のローテーション”が今さら思い出される。手取り足取りで肘の動きを教わったのに、今考えれば全く解釈というか抑えるポイントが自分自身ずれてしまっていた。

自分では大きな発見だと思っているが、まだ見た目の理屈だけで実際に上達したわけじゃないことを肝に銘じないと(笑)。幸い明日はレッスンが入っているので、今一度このタイミングで同じことを教わろう。


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右肘のローテーションを学ぶ