自作ヤーデージブック

ヤーデージブックを自作するようになったのは、プロが試合中に縦開きのヤーデージブックを見ている姿に憧れたから。まあ、ゴルフ場へ行けば大概は乗用カートにコースガイドが積まれているので必要ないかもしれないが、ポケットに入っていればなお便利だと思ったから。

結構面倒なので、何度も行くゴルフ場やネットでのレビューで難しそうなコースだと分かって、なおかつ時間がある時しか作れない。でもこういう準備から入るのが楽しい性格なので、それが一番の理由かな。

ゴルフ場のホームページなどからコースガイドをコピーして、これに距離などを書き足し編集してプリントアウトするだけ。プロのようにはいかないけれど、自分専用だから自分の都合に合えば良い。仕事柄、フォトショップやイラストレーターというソフトを使って作っている。

どんな形であれ、ポケットに携帯できれば良いのだけど、自分の場合は100円ショップで買ったハガキホルダーに収めている。よく行くコース別に何冊か作っているが、自分で撮った写真なども入れたり、自分がナイスショットを簡単にイメージできるヒント的なものも入れる。

自分専用あんちょこ

距離の計測は、Googleマップの航空写真で地図作成機能を使えば簡単に行えるが、測定に耐えられるサイズに地図が拡大できない地域のコースもある。その場合は、PAR72PLAZAでゴルフ場を検索すればコースデータというのがあって、それで簡単に計測できる。

主にバンカー、池、グリーンを基準に、“そこまで”と“そこから”の距離を記入。それ以外は机上では無理だけど、何度か行って確認できたことは次に来た時用にコース上で書き足す。大事なのは、初コースである場合そのゴルフ場のヤード表示がグリーンエッジまでのものか、センターまでのものかを聞き、それに合わせて計測すること。

おまけにプレー日の使用グリーンや、使用ティーグラウンドも聞ければなお完璧。経験上、ほとんどのゴルフ場がきちんと教えてくれる。でもネットであらかじめそのゴルフ場のグリーン数やティーグランド数などの予備知識を持っておかないと、やりとりがちぐはぐになるので注意。

前日ならカップ位置まで教えてくれる場合もあるけれど、これはそのゴルフ場のカップ位置の決め方、表現方法を知っておく必要がある。翌日のカップ位置をFAXで送ってくれる親切なコースもあった。稀ではあるけれど本格的なヤーデージブックを用意しているコースもあるので、キャディマスターで聞いてみると案外くれたりする場合もある。

自作ヤーデージブック

アベレージ90ちょっとのゴルファーが、ここまでこだわる必要があるのかと笑われるからもしれない。でも、この準備作業自体が楽しいし、これが下調べになってメモまであると、安心してショットできる。

ナイスショット用の書き入れだけではなく、フェアウェイのサイドバンカーから様々な場所への距離を書き入れておけば、ティーショットがトラブルになった時の対策にも役立つし、グリーン周りが難しそうな場合は、その周辺に集中して様々な距離を書き込んでおけば意外な利点も。

まあ手っ取り早く距離が知りたい場合は、ショットナビなどのGPS機器を買えば全て解決する(笑)。電子機器をポケットに入れてゴルフすることに抵抗がある自分は今のところこれを見送っている。また、持てば同伴者からアテにされて煩わしそうということもある。その点、自作だとそういうことがない。あまり見せびらかさないのもコツ。


関連リンク
・Google マップ
・PAR72PLAZA
・SIMON MEMO

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