思えばドライバーが打てるようになるまで23ヶ月を要した。23ヶ月目に出会えたのはなんと女性用ドライバー。だから実はまだ本心から「ドライバーが打てるようになった」とは思っていない。しかし、このクラブのおかげで100を叩かなくなり、90も何度か切ることができた。

それまでは、「ドライバーは最大飛距離を稼ぐクラブ」であり、同時に最もギャンブル性の高いクラブだと考えていた。決して間違いではないのだけれど、結果的にはこれが自分を邪魔していた。

今のクラブでスイングする時にそういった気負いは全くなく、むしろ最も安全なクラブとさえ思えるようになった。リシャフトした今も、ヘッドは女性用なので他人と飛距離争いをしようなんて思わないし、それがとても良い言い訳にもなってくれるので大変気が楽でもある。あとは、今のスイングのままで使えそうなドライバーを探しまくったのも良かった。仕様を限定せず試打しまくった。最終的にはそれらの考えを持ってフジクラで分析してもらって現時点の結論を見出せたのが大きい。

今のドライバーの安心感を例えると、PAR5のセカンドショットで無理すれば狙えるところをあえてUTでレイアップする時のような感じ。もしくは大きなヘッドのUTをティーアップして打っているようなイメージという方が解かりやすいだろうか。いや、これも解かりにくいか(笑)。

自分の場合は、「200Y前後の位置に満遍なく運べて、普通にセカンドショットが打てライなら合格(フェアウェイである必要はない)。」というとても低いレベルでの話。今年はこのままどこも無理せずにリシャフト効果だけで10〜15Yくらい先にボールがあれば良いなぁ…なんて都合良く考えている。そしてそのうち「ボールが上がりすぎる。」という悩みが出だしたらそこがやっとヘッドを通常(10度くらい)に戻す時期。

その時も今のままの安心感が残ってくれていることが条件。

ドライバー
ドライバー
ドライバー
ドライバー

ヘッド:CallawayGOLF Big Bertha 2008
シャフト:Fujikura Motore Speeder VC5.0 FLEX-R
グリップ:Lamkin CROSSLINE COLOR

クラブ重量:305g
バランス:D0
ヘッドに貼った鉛:3.5g
ヘッド体積:440cm3
ライ角:56.0inch
シャフト長:44.75inch
組み立て&調整:フジクラゴルフクラブ相談室木場店