ショートアイアン

フェード打ちの練習を初めてから、ボールが落ちる位置や止まる位置をより細かく気にするようになった。当然これまでも適当に打っていたわけではないけれど、今と比べるとかなり漠然と打っていた。

どのクラブを握っても、それが届く距離なら狙いたい。しかし、グリーンの周りには罠がいっぱいなので攻め方やその精度が大切。さて、自分はどれくらいからが安心して狙える距離(番手)と言えるだろうか。アイアンは5番、9番以外は大好きなクラブで、得意クラブだと言い切ることもあるが、実は自分が思っているほど精度は高くない。

でも最近、フェード打ちの練習を開始してから、「狙う」という意識が自然に強くなっていることに気づいた。これまでは比較的まっすぐな良い当たりが出ればOKだった。恥ずかしながら、今になってやっと「乗せる」とか「狙う」という強い意識を持って練習できるようになった。

表現方法を変えると、8番まではウェッジのように振るようになったという感じだろうか。単に、残り距離で番手を選んで目標にセットして打つのではなくて、「あそこにこう乗せる(打つ)」という感じに変化した。

残念ながら7番より長いとまだそうはいかない。長さなのかロフトのせいなのか、クラブの作りのせい(5〜7番はポケットキャビティ)なのかは解からないが、7番より長いクラブでフェードを打とうとすると半分以上の確率でとてつもないインテンショナルショットになってしまう(笑)。

今年の目標のひとつに「アイアンの切れ強化」とあるが、まずはショートアイアンをこの調子でものにしていきたい。そうすることで、あるいはそれを実現させることでゴルフがぐっと楽しく変わってくる気がする。

ドライバー、ウェッジの練習時間が増えているこの頃だけど、ウェッジで始めたフェード打ちがヒントになって、ショートアイアンまで楽しくなってきたのは嬉しい流れ。ラウンドをしばらく入れていないせいで、思い切った練習や実験ができるのもいい感じ。あと2ヶ月は練習のみかな。