コーチに進められてからほぼ毎日続けているストレッチがある。それは股関節と肩関節のストレッチ。股関節の方はもう始めて1年くらいになるが肩関節の方はまだ3ヶ月くらい。もともと前屈がマイナス30センチくらいの体の硬さだし、若い頃の不摂生でかなりの猫背。もう40代で、これから始めても遅いという感はあるので、目的は劣化防止。

肩関節のストレッチ
以前は腕を肩と水平のラインに上げるだけで悲鳴を上げていたが、ストレッチするようになってそれはなくなった。やっと人間らしい可動域を持てたということだと思う(笑)。自分が行っている方法は、入浴中に浴槽に背をつけ肩のラインに肘を上げてそのまま後方の壁にピタッとつくまで頑張るというもの。開始当初はかなりキツかった。

肩関節のストレッチ

これが続けた甲斐あってだいぶ楽にできるようになった。写真にもあるようにクラブを水平に持ち上げてやる方法もある。この方が格段に簡単なんだけど、これは“わざわざ感”があってなかなか続かない。これを入浴時の日課とすることで癖のように続けられている。また入浴中の方が体も柔軟だし無理なく関節に負担をかけられるのも良い。

また、前方向に動かすストレッチも同時に行う。石川遼プロがTVで公開して有名になった動き。さすがに彼のようにはできないが、ダウンスイング時に役立つとコーチに言われたので続けている。

股関節のストレッチ
これも入浴中に行う。浴槽に足を投げ出して、足を伸ばしたまま股関節から足全体を内側に回転させる運動。こちらも開始当初は、足を伸ばすだけでつらくて回転どころではなかった(笑)。さすがに1年も続けているので結構柔軟になった。動かすのは股関節だけで、体がきつくても体や尻が同じように動いてしまわないようにするのがポイント。

あと、今年から追加したもので、入浴中に膝を耳の横まで上げる(自分の耳を膝蹴りするような形)運動がある。誰に言われたわけでなく、なにげにやって驚き。これをするとさっきの股関節回転が大変スムーズにできることに気づいた。これを続けること2〜3ヶ月。びっくりするほど歩行がスムーズになった。別に歩行に難があったわけではなく、何て言うか高級サスペンションが装備されたような気持ち良い感覚。

ゴルフスイングにどこまで効果が出ているのかは、トップの時の肩の入り方が少し良くなったと感じるくらいで、他は解らない。でも歩いていて股関節の感触が感動するほど心地良いので記事にした。