木場のフジクラ
フジクラ・ゴルフクラブ相談室

木場のフジクラゴルフクラブ相談室に予約を入れて行ってきた。今回訪れた理由は、ドライバー2本の数値比較と、中古購入のERCをリシャフトしたらどうなるか?の相談。ということで前回お世話になった佐藤店長を指名させてもらって、ドライバー2本を持参した。

自分が一番興味があったのは、今メインで使っている13度のレディスヘッドに装着しているMotore Speeder VC.0の試打クラブ。同じシャフトで違うヘッドが付いたドライバーの感触を体感したかった。打感は違うとしても、その振った感触が同じなら…という希望もあって。

結果は、ほぼ同じ感触を得られて振っていて凄く心地良い。シャフトがしなる感触、自分の弱点を補ってくれる戻るタイミングとその感触。今回も同系統の各モデルを試したが、やはりこれが合ってる様子。

Motore Speeder VT(黒)
まず差し出されたのは黒シャフト。素振りした感じでは、表現は悪いがなんかブヨブヨして頼りない感じ。そのイメージのまま打ったせいかどうもタイミングが合わない。「あ〜でもない、こ〜でもない」と思いながら数球打ったところで「全く合わないですね!やめましょう」と店長。このシャフトは少しでも“振ってしまう”とダメな気がした。あと15年、20年してクラブを振れなくなったら、これに世話になるのもいいかもしれない。

Motore Speeder VC.1(青)
次に渡されたのが青シャフト。VC.0に限りなく近い感触というか目を閉じてたら分からないくらい。自分が打つと打ち出し角は低いが、ボール初速はこれが一番。いわゆる“強い球が出る”という感じ。将来、ボールがもっと上がるようになったら、飛距離アップにいいかもしれない。

Motore Speeder VC.0(赤)
やっぱり気持ちの良さはこれが一番。これが自分に合う理由をクラブヘッドがボールコンタクトする瞬間連続写真で説明してもらった。ロフトが立ったままでインパクトを迎えてしまうのが自分のスイング。そしてこのシャフトは、その弱点をあっさり補ってくれる。

上記の理由に加えて、スイングした時の感触が良く安心感があるのであれば、リシャフトするなら今と同じもの(VC.0)でしょうという結論。ヘッドの構造上、キャロウェイのヘッドに挿すと少し硬めに仕上がるので、ここの試打クラブよりも更に近い感じに仕上がるとのこと。

そしてリシャフトを決断。「ロフト以外は全く同じように使いたい」という漠然とした要望を伝え、、グリップも通常のグリップをやや伸ばして細めに装着してもらった前と同じグリップと装着方法で依頼。

最後に店長から「同じ感じで使ってもらえるよう頑張って調整します。とりわけ長さは全く同じが良いと思うのでそうさせて下さい。ヘッド重量の関係でバランスが出ない場合は鉛を貼らせて下さい。」と言われ、その他にも細かい感覚的なことや要望を伝えて、あとはお任せに。

今のレディスヘッドドライバーで充分だと結論を出したばかりだが、ここまで条件が揃れば例えすぐに好結果が出なくても諦めがつくし、その後の練習の甲斐もある。そして少なくとも、迷いながらコマを進めるという不安定な気持ちがこれで消える。完成が楽しみ。