
以前BSハイビジョンで「90を切ろう」という全13回のレッスン番組が再放送されていた。それ以来、倉本昌弘プロのレッスンのファン。番組は録画してあり、内容もたっぷりなので、見るたびに新しい発見がある。彼のレッスンは凄くシンプル。教えることを商売にしている人と違い、奇をてらった表現、ウケ狙いの手法などの胡散臭さを感じないのがいい。
「本番に強くなるゴルフ」
先週買った同プロの著書「本番に強くなるゴルフ」を、通勤時間を使って約1週間で読みきった。総括すると、「練習場では上手だが、コースに出ると失敗する。」という人向けの、メンタル面を補う練習方法、技術、考え方などの対処法が具体的、シチュエーション別に書かれていた。
自分は知人たちから見ると「練習より本番の方が良い。」と言われることが多い。裏を返せば「練習場では下手。」ということか(笑)。自己診断では、「練習でも本番でもほぼ同じ。」という認識なんだけどなぁ。練習場と同じようにミスをするし、同じように曲るし、確率は大きくは変わっていないと思う。本番ではほんの少しミスの率や度合いが減るかなぁ〜という気は自分でも持っているけれど、そんなに大きく違わない。
おそらく、練習場ではドリルっぽいことをするのが多く、いわゆる「本番用のショット」の練習が少ないからそう見えるのか、コースでは練習場ほど近くで見られているわけではないので、ミスが解りにくいとか、本番では他人のショットは良く見えるというものだと思う(笑)。
とはいえ、自分では当然「本番に強い」などとは思っていないので、この著書もバイブルのひとつになるかな。でも同プロの著書で「90を切る」というのがあるのをさっき発見した。こっちを買えば良かった(笑)。
この著書の中で印象的だったのは、「技術はスーパーショットを打つためのものではなく、心を落ち着かせるためのもの。」という部分。他にもためになるアドバイスは多かったが、練習を大切に考えている人にとってはとてもためになると思った。逆に練習しない人にはあまり参考にならないと思うし、事情で練習ができない人にはストレスになるかも。
コメント
コメント一覧 (6)
「90を切る」買おうかなぁ・・・。
最近90切れないし・・・。
はるるさんは「80を切る」じゃないんですか?
持ってるんですね。さすが!「90を切る」の方は、問答集(対談集)形式みたいなのでどんなものかなぁ〜?と思ってましたが、WEBでレビューを調べると結構良さそうですね。ハイビジョンでやった番組と被る内容が多いかもしれないんですが、自分も読んでみます。さすがに「100切り」はすでに意識していませんが、80切りとまではまだ考えてませんよ。もっとコンスタントに80台が出したいです。
読むのが疲れる、実践できない、憶えない、、、(^^);
少なくても、練習場でダフらずトップせず、真っすぐ打つことが先決かと、自分なりには理解しています。
内容的には90を切ることと、80を切ることは大きな違いはないのかなぁ・・・・
>自己診断では、「練習でも本番でもほぼ同じ。」
すごいですね。自分も最近そんな感じがしてきました。
練習場とコースが全然違うと練習する意味がなくなるので、そこが同じというのは絶対条件だと思います。・・・練習マニアには(笑)
確かにそうですね。この本もタイトルに90を切るという言葉はありませんが、内容ではそのレベルのゴルファーに標準を合わせているようです。100切りと90切りは同じレッスン内容で及第点をちょこっと変えるだけで良いと思うのですが、80切りとなるとちょっと別モノになるんじゃないでしょうか?でも自分がまだ通ってない道だからそう思うだけかもしれません。その時のタイトルは時流にもよりますけど、「切り」じゃなくて「70台」なんでしょうね。「これだけミスしても70台」みたいに考えられるほどの技量になってくれば・・・と個人的には考えています。