
知人たちからは、「練習より本番の方が良いね。」と言われるが、自分では「練習も本番もほとんど同じ。」と思っている。でも周りには、「練習は良いけどコースで失敗する。」と言う人が圧倒的に多い。先日の記事にも記したことだけど、ちょっとこれを考えてみた。
実は自分自身でも「コースの方が上手く打てる。」とちょっとだけ思っている。でもこれは自分の優劣の基準が、「練習場では厳しく、コースではかなり甘い。」という設定が大きいんだと思う。コースでは、目の覚めるようなナイスショットを期待して打つようなことはほとんどなく、ショット前には「あのへんくらいに行けばいいだろう。」程度の気分。また、結果論だけど、そう思えた日ほどゴルフの内容が良い。
練習では、目標に対して何度も同じクラブで練習できる。でもこれで打てたナイスショットを勘定に入れてしまうと、実際のコースで凹む結果になってしまう。自信という心の箱には入れるべきだけど、コースで再現できるレベルか?となるとおのずと厳しく考えられると思う。
だからメンタルやコース慣れを除いて考えると、見る人から見たらどんな人でもほとんど普段の練習どおりの結果しか出ていないと自分は思っている。プレッシャーや目標意識もなく、マットから連続して打った何球目かのナイスショットを過信しても、後で自分が損するだけ。
コースで凹まないため、正しい身の丈を知るための判断基準を知れば自分に合った練習方法も見えてくると思うし、本番とリンクする練習方法を自然に取り入れるようになってくるもんだと思う。
1球ごとにクラブを換える、3球ごとに換える、自分のルーティーンを決めて丁寧に行うなどの練習方法は効果的。また、本番同様に考えながら緊張感を持って打って存分にミスすればいい。これをやると、ゴルフ場にやってきたような錯覚と緊張感があって練習も楽しめる。
最近は本番同様にウキウキできる環境が欲しくて、なるべく朝イチで練習場に向かうことが多くなった。特にこの時期の7時前後は、空気も朝の雰囲気が漂っているし、寝ている家族を起こさないようにそっと出かける様子も、本番の日に似ているから楽しい(笑)。
コメント
コメント一覧 (13)
プロでさえ、『ここ一番』という勝負どころ以外では、もっとも安全な選択(攻め方)をすると聞きます。
アマチュアの私たちが冒険する意味なんて、ほとんどないんですよね(笑)
私は『前に飛べばいい。グリーンに近づけばいい。OBじゃなきゃいい』と思っています(笑)
・・・それでもOBを打つ私は、明らかに練習不足(汗)
コースで出来もしないことをやって失敗して嘆くのは論外ですが、出来る可能性が高いこと逃げて安全策で遠回りしても進歩がないとも思います。
上級者ほど、自分の技量を正確に把握しているので、ミスをしても驚かず、上手くいっても必要以上に喜ばないで心静かにプレーするからスコアが作れるのでしょうね。倉本プロはこれを「つまらないゴルフ」と言っていたと思います。「つまらないゴルフ」を楽しめるようにならないといけないですね。
安全策ばかりでも楽しくないので冒険もしたい。だから冒険用の練習もしておきたいですね〜。多くのショットが冒険になってしまう人には、それによって無駄に時間がかかるのはもっての他だけど、失敗して愚痴ったり雰囲気悪くしたりしないで欲しいと思います(笑)。上手くいった時も必要以上に自慢話を引っ張らないで欲しいです(笑)。
「動揺を避けるため」ですか、なるほど。たしかに過小も過大も良くないですね。似たような話では、練習場では下手だなぁ〜、コースでは「上手だなぁ〜」と思いながらやってるような気がします。
倉本プロの言葉は、BSHiの番組でコースマネージメントの回で冒頭に言ってましたね。プロのコースマネージメントを紹介して「どうです?つまらないでしょ?でもこれが私たちプロがしているゴルフなんです。」と。コースマネジメントの章に入る冒頭での言葉としては最高に感じました。自分はそれを聞きながら「つまらない」とは全く思いませんでした。ピン狙い一辺倒で叩いてスコアに凹むのも「つまらないゴルフ」ですもんね。
自分はバッティングセンター(野球)でも、ストライクじゃない時はボールを見逃して遊ぶタイプなので、サッカーの遠藤のコロコロPKも大好きです。凄い勢いのボールで枠を外して頭を抱えるキッカーを小ばかにしているかのようで。
何年もゴルフをしない期間があり、5〜6年前から真剣にゴルフをはじめたので、ベストスコアの81を出した時は、楽しいというよりも少し苦しい感じすらしました。ナイスショットで喜んだり、ミスショットで悔しがったりがなく、なんともいえない不思議な感覚だったように思います。
これだけ練習をすればつまらないゴルフも楽しめるようになる気がしていますが、まだまだ自分の場合はギャンブルショット的な部分で楽しんでしまう弱い性格があり大叩きがどこかに出てしまうのでしょう。
それを乗り越えられないと70台は出ないですね。
はるるさんははじめから目標を持ってゴルフに取り組んでいるのでそのあたりが自分との違いのように感じました。
最近は、練習場でも納得できる結果が出ていないのに、コースではピン一直線、遠くてもグリーン狙い、DRは振り回すってゴルフをしてましたねえ。
年明けからは、ハーフショットまではいきませんが、コンパクトで力まない、ミスを減らす練習を始めてる?ので年末頃には結果につながるかもしれません。
アイアンも振り回さないように重いものにリシャフトしますし(^^)
とても歴が浅いとは思えないほどの「悟り」を感じて
以前から、こっそり楽しみにしておりましたが^^;
今回は、特に素晴しい!!と思い
つい書き込ませていただきました<(_ _)>
自分の身の丈を知るってとても大事なんだけど
なかなか理解してる人って少ないと思うんです。
すでに、それが出来るはるるさんだからこそ
どんどん成長されてるんじゃないかと思います。
これからも、楽しみにしています♪
自分は、開始前やホール毎のティーグランドでは馬鹿話や世間話が多いですが、プレーに入ると、その時のプレーの具体的な会話が多いでしょうか。会話が脱線し過ぎるている時は、大概プレー内容がそれなりの時が多い気がします(笑)。上級者と回る時は、ショット毎に質問攻めにすることもあって、そういうゴルフが最近楽しいです。ショット毎に反応されて質問され、それを解説できるのは相手も楽しいみたいです。自分のプレーの時も心の中で実況、解説してる時があります(笑)。
北の武器商人さん
おっかないなぁ〜(笑)。「北に武器商人」って、また凄い存在力アピールしてるし(笑)。
いえいえ、かずくんさんもストレッチのこだわり方から察しても、相当に考えるゴルフをなさってることでしょう。自分の場合、そっちの方は2週間坊主で、またしばらくして思い出したようにやり始める・・・みたいな感じですから。風呂場では欠かしませんけど、それ以外はほとんど何もやってませんし。風呂場以外で常にやってることといえば、歩き方に気をつけてるくらいかなぁ〜。あと、調子いい時は遠回りしたり。散歩時間は増えました。
JUN2さん
自分も良かった時は「あの時はこうだった」という感じで結果論であることが多いです。でもそれでいいんでしょうね。そうなるように普段からの準備(本番を意識した練習)が大事ってことなんでしょう。リシャフト、そして半年後くらいの成果?が楽しみですね!
はじめまして。コメントありがとうございます。「こうでありたい」「こうしたい」という記事ですので、悟りなんて滅相もないですよ。自分もやはり心が弱く、心がショットやパッティングストロークの邪魔をします。臆病者ほどその対策を必至で考えるという結果です。よく楽観的か悲観的なんて言葉もありますが、そんな言葉を使う自体がもう負けてるなんて思います。屁理屈な人間です(笑)。
北の武器商会もいいと思い出しました。
間違って発注して送金してくる人、居るかもしれないし・・・。
でも今さら題名変えられないしなぁ。