7の角度を保って回転


自宅での小さな素振りが、週末のレンジでの練習に良い影響を出してきている。もっとも、良いボールが打てるようになったというよりは、まだ良いスイングに向かっているという段階。目先にラウンド予定を作ってないので、ボールの行方にこだわらないのが良いのかもしれない。

左腕固定でテイクバック
肩のラインと左腕が作る角度。自分の場合、この角度の維持を意識することで初動において肩がスムーズに回転してくれる。長らく意識してきた「三角形の維持」より、今はこちらの意識の方が良さそう。

三角形の意識だと自分の場合、右肘の使い方にばかり意識が働いてしまって、とてもぎくしゃくした動きになってしまう。結果、ループしてしまう格好悪いスイングプレーンが強調されてしまったり、また別の独特の変則スイングを生んでしまったりする可能性も出てしまう。

この意識は、1年半前にアプローチでミスしないために注意し始めた点なのに、なぜか今まで大きなスイングには活用していなかった。この時の記事を先日かずくんさんに掘り出してもらったのがきっかけ。今はひたすら練習用の棒を使って自宅でこの初動を反復練習。今の段階では右肘までは意識しない。自然に収まるところにあれば良い。

過去の参考記事
肩の回転を使って怖さ解消(2009年6月4日)

上から下へのスイング
最近PING芸人さんが拘っている「上から下」のスイング。自分も同じようにあおり打ちの兆候があったので同じような修正をしていた。このあおり打ち癖は、レンジのマットで身についてしまう悪癖なんだろう。マットだとあおり打ちでも特に問題はない。ただし、捕まりの悪い弱いボールしか打てない。上げようとする意識も強すぎるんだろう。練習なんだからやはり打ち込んで低いボールで満足しておけばいいものを。

自分の修正方法は、昨年秋にやってきたボールの先にビニールテープを貼って、それを剥がすように打ち込むドリルだった。スピンの効いたアプローチが打ちたいがための練習だったけど、その後のレンジでの練習やコースでもその効果は大きかった。

これに最近意識している、「左肩の前でインパクト」、「両膝の高さを変えない」の2点で、あおり打ちを矯正中。今はウッドでも、はらい打ちのイメージは持たないようにしている。自分のような癖のある場合、ウッドでも上から打ち込む意識を持たないと、ロフト通りに上がらないし芯にも当たらない。また曲る原因も増やしてしまうし、はらい打ちだとインから入る分、手首を返さないといけないなど余計な意識も増える。

過去の参考記事
スピンの効いたアプローチの練習(2010年10月30日の記事)

いずれもアプローチの自宅練習で過去に意識してきた点。これがフルスイングにも使えることを今さら気づくとは要領が悪い(笑)。過去の自分の記事に自分が学ぶためにこうして記録しているのに。