目下開眼習得中の、右腰と右肘でボールを押し込むインパクトを最もイメージしやすいのが有村智恵プロのスイング。幸いこのタイミングで米国女子ツアーのHSBCチャンピオンズで3日目までトップという活躍をしてくれたので、TVにもよく映ってよく研究&刷り込めた。

有村智恵プロ前後ゆらゆらアドレス

そこで気になったのが、アドレス時の動き。TVでこうしたツアーを観戦する時は、ショット時にクラブヘッドを見ることが多いのだけど、浮かせたりソールしたりする動きが気になった。これは石川遼プロもそうだ。自分もワッグルとしてヘッドを上下に動かす癖があるが、どうやらそれとは違った意味がありそう。どう見ても体全体で動いている。

自分&ボール&クラブヘッドの距離確認?もしくは、この動きで始動のタイミングを作っているのだろうか?観察を続けると、足の裏をゆりかごの底みたいに使って、かかと体重→つま先体重という具合に、前後にゆらゆらしているのが解る。セット直後はまだ両足をもじもじさせているがすでにこの時からこの“ゆりかご運動”を始めているみたいだ。

何かあるはず?と、その場で自分も試してみた。おお!即座にいくつもの利点を感じられた。一番有効だったのは、こうして動いていると拇指球を感じやすく、「ここ!」という位置が解ってしっくりくる。次に、地に足が着いてなかったり、アドレスがしっくりこない時のアドバイスとしてよくある“ジャンプする”という効果も同時に得られそう。

これまでも、アドレス時は決して止まらずにもじもじしながらセットを決めてから始動していたけれど、もっとあれもこれも解決してしまうような一石二鳥、三鳥的な都合の良い動きがないか?と考えていた。すでに自宅で3日ほどこれの真似を続けているが、なかなか良さそう。

ゆらゆらアドレスの効果
・拇指球に体重を乗せやすくてしっくりくる。
・脱力を感じながら下半身にどっしり感が生まれる。
↑(特に自分の場合は両膝と肩)
・始動のタイミングを作りやすい