今日の練習では、1月下旬から意識し始めた“その場で回転”と、先々週から始めた“右腰で押し込む意識”を組み合わせ、好感触とミスを繰り返しながらの試行錯誤を行った。2時間ちょいで180球。

その場で回る

肩を回してテイクバック
まず自分のテイクバックは、腕(特に右腕)でクラブを上げてから切り返しにかけて肩がやっと回るというものだったので、これを変えるべく、アドレスで作った腕の形を維持したまま肩(上半身)を回せるところまで腕を使わずに我慢する。その捻った反動で自然に右腕が折れてトップまでいくイメージ。実際はこれまでの癖が抜け切れないので、まだ肩が回るより腕が上がる方が早いけれど、根気良く覚えるしかない。

これまでは“クラブを上げる”とか“引く”というイメージだったけど、これは自分にはダメみたい。現在遂行しているのは、“クラブヘッドを背中方向へ放り投げる”というイメージ。この方が回りやすい。また、腕で上げない意識では、クラブヘッドが低い位置を長く動かせるので、ボールを捕まえる&インパクトを厚くするということにも繋がる。

右腰で押し込むようにインパクト
腕力に頼らずリズムだけで楽にシャープにインパクトしたいので、腰を切るというか右腰と右肘を一体化させるようなイメージ。自分はこれだけでかなり弾道が安定した。この意識だけで、グリップ位置が以前ほどは体から離れないようになった。これに関してはすでに3週間いい感じが持続できている。でも長いクラブはこの再現が難しい。

これらに、右肘のリリースをインパクトまで我慢することが出来た時は本当にラク〜にボールが強く高く遠くへ運べる。腕を頑張って振っているという感覚がなくて、机の上に物を置くような感覚。でも、今日の段階でそれはまだ10球に1球あるかないか。これが出来た時の感触はなんとも言えないものがあるので、時間をかけてマスターしたい。

50Yアプローチ練習動画

50Yのアプローチ
回転して右腰で押し込むと、腕ばかり先走っていた直進型スイングよりもボールが高く強く上がる。これが最も顕著なのは、このショートスイングのアプローチ。距離感にも感覚の微調整が必要になってきた。

ドライバーで時々スライスを打ってしまう以外は、概ね弾道がストレートに近いハイドローが多かった今日の練習。さて、来週のラウンドで自分のボールは一体どっちに曲がるんだろう(笑)。昨年は、間違っても左には曲がらないというヘタウマな感じでマネジメントが楽だったのに。