大地震にあたってしばらくの間、ゴルフの練習やブログの更新もままならないご時勢と気持ちなので、状況・近況を記します。

地震発生時は渋谷青山通りに面した会社で勤務中。長く続いた激しい横揺れに社内騒然。かなりの揺れで怖かったが、幸い被害は高い所ににあった物がいくつか落ちた程度。しかし窓から外を見ると、揺れを恐れて道路に出ている人々の山。街中がパニック状態。避難場所の公園にも人が入りきらず、青山通りや明治通りなどの中央分離帯に立ちすくんで泣いている人もいた。とても怖い数時間だった。

こうした時に最も不安なのは、自分のことよりも自宅の家族。幸い地震発生から約30分で自宅から連絡が入り、お互いの安否を確認。都内は完全に交通麻痺状態だったので、仕事を一段落させてから、渋谷から豊島区の自宅までを2時間半かけて徒歩で帰った。

道中も、大きな道路を中心に、徒歩で帰宅する人の山。バスはすし詰め状態、タクシーも無理。車も大渋滞。帰宅途中で立ち寄るいくつかのコンビニも、お弁当、おにぎり、パンなどの食料、飲料水などはすべて売り切れで、トレイも行列状態。どこまで行っても異様な光景。

自宅との安否確認以降、連絡不通のまま帰宅したので、娘を抱えた奥さんが大変喜んでくれたのが印象的だった。自宅で娘と2人であの揺れではさぞかし不安だったろう。この週末は余震と携帯電話からの警報アラームが度々鳴り、夜も安心して眠れなかった。少しの揺れや物音にも敏感に反応してしまう。家具の配置を変えて万一の安全を確保し、必要だと思われる買い物を済ませ、家族と一緒にいるようにした。

こういう時は家族と一緒にいるのが一番安心する。特に1歳の娘がいるので余計にそう思う。ゴルフの練習は控えた。世間体とか自粛的な意味よもあるが、それ以前に全くやる気にならなかった。ゴルフ場から営業停止のメルマガも続々受信。クラブハウスやコースの破損、停電、道路状況、人的状況、時勢上の営業自粛など理由はざまざまな様子。

仕事が通販業なので、物流の影響がモロにきた。また、自社の契約倉庫や取引先倉庫が千葉や湾岸地帯に集中しているため、そちらの復旧や対応で、通常の業務とは違った忙しさが続くことになる。

今日から仕事で日中は自宅を空けるが、余震も続くだろうし、今後また大きな地震の可能性もある。家族の不安が収まるまで、そして仕事が一段落するまでは、しばらくゴルフどころではなさそう。いずれまた楽しくゴルフできる日を楽しみに、自宅練習で気を紛らわす程度にして。