アゼリアヒルズカントリークラブ(2011年4月2日)

栃木県のアゼリアヒルズカントリークラブで今年2回目のラウンド。昨年暮れ以来2回目の訪問だけど、その時はグリーンがカチカチに凍っていたので、是非普通の状態でもプレーしてみたかったコース。

朝の東北自動車道は、自衛隊の「災害派遣」の幕を張った車が多数左車線を走っていた。他にも災害援助物資を運んでいるような中〜大型車両やタンクローリー車をを多く見かけた。なんだかキャディバッグを積んで走っていいるのが後ろめたくもあった。

本日のスコア
41(17)+42(16)=83(33)

OUT→IN/White Tee/6,202Y
雲の多い晴れ/微風/6℃→16℃
乗用カート/セルフ/ハーフインターバル45分

アゼリアヒルズカントリークラブのスコア(2011年4月2日)

同伴者が好スタートする中、自分はまたもやダボ発進。左を向いて打ったフェード予定のティーショットが曲がらずバンカーに捕まり、バンカーからうまく打ったと思ったが再びガードバンカーへ。これもまた良い音でうまく打てたと思ったもののスピンで止まって3パット。

でもスタート前の練習が予想していたほど悪くなかったのと、いきなり連続2度のバンカーショットがそれなりに打て、3パットのパッティングについても強気でヒットできたことなどがあって焦ることはなかった。

アゼリアヒルズカントリークラブ(2011年4月2日)
アゼリアヒルズカントリークラブ(2011年4月2日)
アゼリアヒルズカントリークラブ(2011年4月2日)

ドライバーショット
前半は持ち球が全く打てず苦戦。いつもどおりティーグラウンド右端からコースの左側を狙ってフェード狙いで打つも、ボールは帰って来ずすべて真っ直ぐ。いつもはやや擦り感があって、これが持ち球という感じの変な安心感があるのに、フェースの上側に当たって擦りもせず捕まって距離がでるわけでもなく、ポ〜ンと頼りない棒球がでる感じ。

「よし、それなら」ということで、途中で狙いを変えてみたが、そうすると今度は右に曲がり始める。スコアは良かったが13回使用のドライバーは危ないもの多かった。進むに連れ徐々に煽り打ちの悪い癖が出て今度はトップして擦るようになる。これが「いつもどおり」という意味で、変な安心感となって逆にマネジメントしやすくなった。

ショットの傾向
前半はアイアンが捕まった感じで良かったけれど、後半からはスライスばかり。グリーン右手前からアプローチすることが多かった。この傾向は以前からあったけれど、右手をフックグリップに変えた弊害とも考えられた。ウッド系は総じて当たりが薄かったが大きなミスはなし。UT2本は今回もトラブルショットを含めてよく活躍してくれた。

ショートゲーム
グリーンがエアレーション+砂撒きが施してあったので、アプローチに関してはバウンドスピードの感覚が合わずやや苦戦。パッティングに関してはストロークによってボールの滑りと回転のバランスが難しかった。この場合のグリーンでは、いつも以上に芯でヒットして、ボールにきちんと回転を与えないとラインも出ないし距離感も整わないんだと痛感。

でも課題のショートパットに関しては、グリーンがそういう状態だったこともあって、インパクトに集中できてその成果がでた。ただ、中盤あたりかグリーンが速く感じるようになり、過敏になってファーストパットをショートすることが増えた。これはまずい傾向。特に「ショートパットに良いイメージを持ったまま帰りたい」と思っていたので、何を考えたか練習でもやったことのないクロスハンドを即席で素振り。なんとなく良さそうな感じがしたので、あがりの3ホールは全てクロスハンドで打った。

マネジメント
スタート前の練習では悪くない感触があったし、スタートホールがダボでも焦りはしなかったが、やっぱり練習は正直。今回は80台前半を出した過去の中でもショットに関してはすごく悪かった。その分、各種のマネジメントとショートゲームでなんとか凌いで作った数字といえる。

スコアには大満足。練習課題も多く残って有意義だった。真っ直ぐ出てしまっり、あちこちに飛んだドライバーショットも、即席でやってみたクロスハンドのパッティングも今後の練習が面白くなりそう。

大災害後のラウンドにあたって
普段は50組前後入るこのコースも、この日は19組。明日の日曜日にしても30組に満たないという。帰宅後であるが、コースからそう離れていない場所で震度5弱の強い余震もあった。2月の予約時はプレー代が食事込みで1万4千円だったのに、震災直後に1度値引きになり、最終的に清算の時点で食事込みで8千円の清算となった。理由の説明を聞いたがよく分からなかったが直前割引などをしたせいだろうか?

自分も仕事で影響を受けているし、ゴルフ場だけが苦労しているわけではないが、今回の値段は正直なところ気の毒になった。