向原ゴルフセンター(2011年4月3日))

プロが行うラウンドの練習は、ラウンド(試合)で乱れたショットを整えるという意味があるという。コースでは、場面ごとにさまざまなショットを要求される。場面ごとのプレッシャーをはじめ、斜面、風、ライの状態、そして疲れなどが原因。スイングに変化が起きてしまうらしい。

アマチュアもしかり。スイングの変化(悪化)は、間違った開眼の蓄積を筆頭に、ラウンドをきっかけに起こることが多いのかもしれない。

そこで始めて「ラウンド後にスイングを整える」という意味の練習をやってみた。持参クラブは、DR、UT23度、8番アイアン、PW。スイングを整えるだけなら、ということで選んだ4本。本当はもっと絞って8番アイアンとAWの2本とかでも良かったのかもしれない。模範は“ラウンドで良かったクラブだけにして悪いイメージを消す”らしい。

スイングを整えるチェック項目
大雑把に挙げると、アドレス・テンポ・リズム・バランスのチェック。自分が今回行ったのは、しっかり打てる範囲で可能な限り大きくゆったりとしたテンポでテイクバックし、心地良いリズムでスイングを終えることだけを考えるというもの。ボールの行方が気になったり、フィニッシュでふらついたり、切り返しやインパクトで「おりゃ!」となったりは厳禁。

とまあ目的は「スイングを整える」という部分にあったものの、凄く気持ちよく、また方向性と弾道が昨日のラウンド時とは比較にならないほどの良い結果があった。100球で終えたが、こんなに気分良く練習場を後にできたのも久しぶりのような気がする。

帰宅後、パッティングマットでも同じテーマで練習。昨日ラウンドで初めて試したクロスハンドグリップもやってみたが、これは引っ掛けたり押し出したりでどうも方向性が悪い。ということで早々に却下(笑)。でも終盤で良い結果が得られたのも事実なので、時々試してみよう。