4月2日のラウンド以来、日々黙々とパッティング練習している。ラウンド後半でクロスハンドにして、全くストレスなくショートパットが打てたという久しぶりの嬉しい発見のせいもある。でも自宅で練習していると、その効果が感じられなくなる時もあった。そしてその答えを、偶然先週末に購入した倉本プロの「シングルへの道」に見つけた。

ショートパットとロングパットは分けて克服
いかに1mを1パットで、10m以下を2パットで収めるかが、シングルハンデを目指すスコアメイクの鍵だと言う。短い距離を取りこぼさず、長い距離を合わせられるようにする。至極当たり前のことながら、イン・トゥ・イン(円弧を描く)とストレート・トゥ・ストレート(真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す)の2種類のストロークのことが詳しく説明してあった。

ショートパットは、方向性が大切なのでフェースの向きが重要。よってストレートなストロークが良い。ロングパットは、方向性よりも縦の距離感が大切なので気持ちよくリズミカルなストロークが良い。その結果、プロの中にはショートパットだけをクロスハンドにする選手もいる。

ノーマルハンドとクロスハンドの使い分け
なるほど。ラウンドでクロスハンドが良かったからと言って、全部をクロスハンドにしたら?と考えて練習したのがいけなかったようだ。クロスハンドやストレート・トゥ・ストレートのストロークは、変則的な動きを必要とするため、よほど練習を積まないと打ちづらいらしい。

では、どこからクロスハンドにするか?それは、自分が打ちづらいと感じるところからで良いとのこと。自分の場合は1m前後あたりまで。しかもラウンド当日にストレスを感じるようになったら、クロスハンドも使えるという隠し技的に使うようにしたいと考えている。

パッティング数目標
悪くても34パット、できれば32パットで納めたいのが目標だったが、思い切って目標を高く持ち、30パット以内を目標にしようと思う。それくらいの目標がないと練習も疎かになってしまうだろうから。この目標があれば、アプローチも今まで以上に慎重に考えるようになるだろう。

昨年、唯一100を叩いてしまったあの夏の45パットの悪夢。あれがあったからパッティングをここまで真面目に考えられるようになったのだけれど、猛暑でグリーンが傷んでいたとはいえ、あの時自分はいったい何をしていたんだろう(笑)。時間を戻して木陰から覗いてみたい。