距離感の加減に迷った時に効果的な方法として、その前後の距離の素振りをやってみるというのがある。例えば30Y打ちたい場合に、まず20Yの素振りをしてみて次に40Yの素振りをするというもの。これを行うことによって「20Y以上〜40Y未満」という感覚を持てる。

距離感と高さのイメージ出し

図で説明すると、(3)の距離を打つために(1)(2)の素振りを行って距離の大きなミスが出ない幅を分かろうとするもの。

精神上の安心感という効果が大きいが、技術は別問題(笑)。でも1つの迷いがなくなるだけでも大きい。実践で急に行っても効果はあるが、常日頃からこういう練習をすることでなお効果的。具体的には、同じ距離ばかり続けて練習するのではなくて、20Y→40Y→30Yのように前後の距離を打ってから目的の距離を出すという手順。

現場では、距離じゃなくグリーンの幅で行うことが多い。グリーン手前までの素振り→グリーン奥までの素振り→センター狙いという手順。これはボールの高さを出したい時にもあてはまるし、トラブルショットでフェアウェイに戻す時などや長いパッティングにも有効。