ゴルフ仲間

初心者の頃によくゴルフに連れてもらった友人。最近は以前より一緒に行くことが減ったけれど、「はるさんみたいに練習しないとなぁ〜」と言いながら、全く練習しないという一般的なパターンの彼。でも「一緒に練習行こう」と誘うと滅多に断らないので、1人だと面倒なんだろう。

彼は河川敷コースで1度100を切ったことがあるが、自称のアベレージは105くらいで実際は110ちょいくらいだろうか。私よりも2年ほどゴルフ歴が長く、、静岡のコースの会員権を持つほどのゴルフ好き。

彼と一緒にラウンドする時によく私がこう言う。

「練習している俺がミスって悔しがるのは当然だけど、アンタは練習しないんだから、ミスっても当たり前で凹むのはおかしいだろう?」

「そりゃ、そうですね。でも・・・。」


要は、「練習もマネジメントもしないんだから、ミスは当然。ならば上達したいとか好スコアで回れるなんて期待しない方が楽しくないか?」というのが私の彼によく言うセリフ。そして「練習しないと!」となるんだけども練習するはずもないので、相変わらずの日々と押し問答が続く。

4月のラウンドで彼が前半を44で回ったことがあった。ショットも良かったけれどマネジメントが良く見えた。でも後半、突如OBやダフリを連発して60を叩いた。彼は「なんか自分らしくないと思って居心地が悪かったんですが、後半やっと自分らしくなった。ガハハ!」と笑った。

帰り道も彼と「あ〜でもない、こ〜でもない」とゴルフ談義というよりは、あえて押し問答を繰り返しながら楽しく帰宅。ある友人に「最もゴルフに向いていない性格」と言わしめた彼(笑)。理論的でありながら突っ込みどころ満載という彼には名語録も多い。

最近で一番面白かったのは以下の会話。

私「なんで8.5度のドライバーにしたの?」
友「曲るから上がるとOBが怖いんです。」
私「じゃ、なんであんなに高くティーアップするの?」
友「8.5度だからボールが上がらないんです。」


今週、彼と久しぶりに一緒に練習する。教えても聞かないし、黙って見ていると「何か言ってくれ!」と言う彼。今週はどっちにしようか。