自分のドライバーショット
友人のドライバーショット

目標にしている新潟の友人が競技ゴルフに復活する。昨晩、スタンス向きの相談をしている時に聞いた。来月開催の県アマ予選に出場するのだそうだ。月例や有志の例会など、普段から競技ゴルフに慣れている彼でも県アマ独特の冷ややかな緊張感は苦手らしいが、それでも挑戦する意味は自らの腕試しとさらなるレベルアップのためだという。

自分が年頭に掲げた目標は「スコアよりレベルアップ」。本来の理想としては、今年は100前後のスコアを続けながらも、このテーマを終えた暁には大爆発する、という流れが上達記録的には理想だった(笑)。しかし皮肉?なことに今のところ好スコアが続いている。

正直なところ、自分のための記録でありながらもブログは公開されているため、「いいところを見せたい」という気持ちが働く。これが上達に関してかなり余計な部分だった。「ここから自分を解放する」、「目標は次のラウンドや目先の数字ではなくもっと将来にある」というのが目標の本来の趣旨。これが自分を「楽」な気持ちにしてくれて、それで好スコアが続いているという作用が今のところ起きているんだろう。

前述の友人とは、全くレベルの違う身の置き方。こちらは「楽」なところに自分を置いてレベルアップを図り、彼は厳しい所に自分を置いてそれを図ろうとしている。ハンデが10近くも違うので、比べること自体がおこがましいのだけれど、これまで3回一緒にプレーして1回しか負けていないということもあって「もうすぐ!」なんて思う部分もあった。でも相手はさらに先のレベルでレベルアップを目論んでいるのだ。

彼との会話で、自分が今やっているのは「レベルアップ」ではなく「レベルアップ前の準備段階」に過ぎないと感じた。でもそれも大事。

自分を楽な所に置く。これは日頃から大切にしている心のマネジメントにはとても有効で、今の自分は「100切り」「90切り」のレベルでのマネジメントを使っている。これは時々80台を出してくれて、ベストスコアという単発の記録ならそれ以上がある日もあるだろう。でも、いつまでもこのままで良いとは思っていないので、ある時期がきたら自分を厳しい場所に置き直してみたいと思う。今はそれまでの過渡期。