赤いゴルフクラブが並ぶ

左腹斜筋故障明け。中15日で約半月振りのボール打ち。3年半前のあの悪夢を繰り返したくないという一心で、フルショットは封印。ちょうど練習場のスタンプが今日の受付で貯まったらしく120球無料カードを受け取った。凄い誘惑だったけれど、今日はその無料分のみ練習。

休養中も自宅でシャドースイングをしていた。練習再開の時に試したいと考えて行ったのが右肘の通り道の矯正。右肘を地面に向けたままのバックスイングは以前から心掛けているが、ダウンスイングでも同様にそして右脇腹内側に絞り込む。これをボールを前にしても違和感なくできるようにするために、体をかばいながら繰り返していた。

右肘に注意したダウンスイング

今日はハーフスイングで体を慣らした後、スリークォーターでこの動きを何度も繰り返した。肘の通り道、向きよりも久しぶりのボール打ちで体がきつかったが、ショートアイアンで繰り返しているうちに、徐々にいい感じになってきた。今日はまだフィニッシュまでは振らない。

この動きでは、ダウンスイングでまず右肘を右脇まで落とす作業に意識が働くので上半身が開かないという効果もでた。一瞬いつもより右側に打ってしまいそうな感じがするが実際はそんなことなく強く捕まる。

左膝に注意したインパクト

あと、全てのスイングにおいて少しアッパー打法癖がある。これで脇腹を痛めたようなものなので、再発させないスイングということで左膝を緩めたまま(曲げたまま)でインパクトからフォローまでを実行。これが故障箇所への優しいスイングになり、インパクトの安定にも繋がる。

久しぶりのわりには打席に入ってもそういう感じがせず、思わず振りそうになってしまう。でも今日はリハビリ。どんな球が出ても気にしないという決めごともあったけれど、ハーフスイングとスリークォーターだけで気持ちよく済ませので、そんな決めごとは不要だった。

しばらく練習しないで自宅でじっくり考えたり、動きをチェックする時間を持つのも悪くないもんだ。完治してもこの謙虚さを保ちたい。

BBD'S 304T の初レンジ打ち
もちろん新入りの3W、5Wも何球か試した。鳥かごでしか試打したことがなかったので初めて弾道を見ることになった。実はこの2本だけは我慢できずに合計10球ほどフルショットしてみた。詳細は別記事にまとめるが、実に振りやすくてボールが強い!乾いた打音もいい。

確かにいわゆるオートマチッククラブではなく、マニュアル的なクラブという雰囲気をヒシヒシと感じた。アイアン、UTと同じ感覚で使えるウッドを探して辿り着いたが、打ち込みやすくアイアンに近い感覚。