ウェッジ練習風景

ラウンド後のバランス調整練習のつもりが、あまりに当たりが悪く予定の球数を超えても後味が悪かった。一昨日のラウンドで感じたテークバックのぎこちなさを継続している。ここでハーフスイング、スリークォータースイング、フルスイングをそれぞれ後方から撮影。その映像で、意識の動きと実際の動きに大きな差があることが判った。

意識と実際の差を埋める−
最近総じて感触が良く、結果も良いものだから徐々に大振りするようになってしまったのかもしれない。そこでちゃんとインパクトできる振り幅を確認してみると、意識ではハーフスイングとスリークォータースイングの間くらい。でも映像で見てみると充分過ぎるくらい振っている。

右脇をとにかく締めてテークバック−
そこで「これ以上クラブを上げられない」という箇所を作るために右脇を完全に内側に締めた状態でテークバック。自分的には右肘をずっと右腰に密着させてるようなイメージ。でも実際は離れている。

フォローまで体と同調−
ダウンスイングでもこのまま右脇と右肘を同調させて下ろし、グリップエンドをヘソに向けたまま低く振りぬく。なんだか丸山茂樹プロのスティンガーショットが頭に浮かんだ。実際にあのようにはできないし、真似にもなっていないけれど、イメージとしてはちょうど良い材料になった。

オーバースイング矯正−
これを続けることで、意識と実際のギャップがかなり埋まってボールを捕らえる感触が戻ってきた。もともと体の捻れが小さく腕の運動が多いのが欠点なのに、捻れを大きくしようとして腕の運動がさらに多くなってしまっていた、というのが自己分析。本末転倒。

もともとトップが浅いコンパクトスイングなので、今回のオーバースイングは「責任が持てる(ちゃんと当たる)範囲外」という意味。80球で終えるはずの練習が160球も打ってしまったが、悪い部分が出たせいで思わぬ発見と次への進歩を感じられた。自宅素振りで固めよう。