打席の向いている方向

練習場の打席はアーチ状になっている。直線物を組み合わせて作ってあるので入る打席によって向きが異なる。今日入った打席は練習場のほぼ中央。タイルカーペットと打席の向きが少し歪んでる。

自分にはこれがどうしてもタイルカーペットが正しくて、打席の向きが右を向いているように見えた。でも何度検証してみても、正面のネットの中央を向いてるのは打席の方だった。目標に対して左に向く傾向があるかもしれないとは思っていたが、それを断定させる発見だった。

どの打席に入る時も、この打席はどこを向いているか?をまず見定めて練習を開始するが、それを見誤ってることがあったかも。

これが真っ直ぐ?という違和感
違和感と闘いながら打席の向きを信じて構える。これだけのことで随分と擦り球が減った。左に真っ直ぐ飛んだり、右に大きく曲げる理由はこれだけのことだったのだろうか?と思えるような結果が出た。

もちろんプッシュアウトもスライスも健在だが、正しい方向に構えているのだからもっと捕まえても良い安心感があって、今日は2球続けてミスショットを打たないで済んだ。こんなに気持ちよく振れて良いボールが多く打てたのは随分久しぶりのような気がする。

股関節を入れたアドレス

股関節を入れてスムーズに
もうひとつ今日は収穫があった。膝の高さを気にする修正を行っていると棒立ちのようになってしまう。そこで、なんかないか?と考え、股関節をしっかり入れ込むことで、足が棒でもどっしり感が得られた。お尻を突き出す感じで腹筋を締めて、上体を股関節にしっかり乗せる。

これで前傾がしっかりして上半身の回転がスムーズになった。腰を張ると呼吸も楽になったような気がする。腕、グリップ、肩の脱力感も同時に得られた感じがしたが、作用の仕組みは解からない。とにかくスムーズになったというのが第一の感想。気持ちよくて何度も素振りした。

自分はひどい猫背だが、レッスンで直されたことは一度もない。ただし腰周り(背筋)は伸ばすように言われる。アドレスで胸を張る必要はないからだろう。ただしトップとフィニッシュの流れでは肩甲骨を近づけて背中を伸ばす動きが必要。逆にダウンスイングでは背中に曲線を持たせるから猫背になる。走り幅跳びに似たような動きなんだなぁ。