日曜日はいつもの練習場でゴルフパートナーの出張試打会。友人のドライバー選びを手伝いながらの練習となった。友人はクラブに無頓着なので私がチョイスして一緒に打ち比べ。

自分にとってはすでにドライバーはいい状態で固まっているので、余興のような時間になったが、それでも結構普及率の高いドライバーを数種類打てたので楽しめた。結局友人はツアステのViQを購入。

自分もこの中ではViQが最も安定して曲らない強い球が打てた。ドライバーが苦手な人でも打ちやすそうな顔で易しいクラブだと思うが、打感が硬くてインパクト音も嫌いな部類。微妙なクラブだった。

これもいつの日か為になる日もくるだろうことを想像して、以下に結果が良かった順に簡単な感想を記載しておく。あくまで打ったボールの結果が良かった順なので、気に入った順番ではない。

ドライバー試打比べ
ドライバー試打比べ

ツアーステージ ViQ 2010(10.5度)
フェース面がコンパクト(シャロー)なのに投影面積がそう大きく見えないのはブルーのグラデーション効果だろうか。易しいクラブという説明どおりに感じた。でも打ってみるとカチンと地味な音で球離れが良いと言うか弾く感じ。音も打感も嫌いなパターン。

でもボールは真っ直ぐの強弾道で、曲る素振りすらない。自分のVG3と比べると全てミスインパクトしたような感触なのに、ボールは真っ直ぐで強いという、なんかとても「惜しい」クラブだと感じた。

オノフ(ONOFF) 2010 XD(10度)
ショップの鳥かごで何度か打ったことがあるクラブ。握っただけだと分からないけれど、振るとバランスが利いた重厚感があって、今回の試打クラブ中でも最も直進性が高い結果が出た。でもインパクト音が派手な破裂音で、打つ度にとても恥ずかしかった。これも惜しい!

タイトリスト VG3(9度)
自分のが同シリーズの11度なので、2度も立っていてしかもシャフトフレックスがSなのでどうかと思ったが、同じように打てた。打感はもちろん好みのもので、ボールは上がらないが曲がりもしない。

でも自分のリズムと力感だと、飛ばないし上がらない。やっぱりクラブは楽な方が良い。あと10歳若かったらこれだったかも。

テーラーメイド BURNER 2007(10.5度)
これは何度となく打ったことがあるが、相変わらず可もなく不可もなくというクラブ。バランスが利いていてボールも楽に上がる。捕まりが良くて自分が打ってもドローやフックばかり出る。スライスばかり打つ初心者向けにとても良さそう。沢山出回っていて値段も安い。

スリクソン GiE BLACK(10.5度)
かなり平べったいクラブで、投影面積がすごくバカでかい。これだけで何度も地面を擦りながらインパクト。打感もまずまずで捕まりも良く感じるのだけれど、上から見た時の格好があまりよろしくない。

友人はViQの次に好結果を出していたので、自分の場合は形に翻弄されたのと、好きなブランドではない先入観が出たのかも。

ピン(PING) G15(10.5度)
今回打ったVG3以外の中では最も打感が良かった。でも結果は最も悪かった。捕まりの良さそうな感触を得られるのに、なぜか右へ低空飛行のスライスボールばかりとなった。とても打感が心地良いので我慢して他よりも多めに打ったのだけど、なぜか良くならず。