ピンアンサーハイブリッド

先々週末に自宅に届けてもらった新しいユーティリティ。ピンの現行クラブは数字品番でシリーズ化されているので、このピン・アンサー・ハイブリッドは意外と存在が知られていない。中古購入ながらヘッドもシャフトも大変良い状態の2本が揃った。私自身はかなりの名器だと思う。

PING ANSER HYBRID

クラブスペック
PING Anser Hybrid
INZ70H-SR(20度)
40.25inch/D1

PING Anser Hybrid
INZ70H-SR(23度)
39.75inch/D1


自分の持ち物になってからの感触


試打や他人のクラブではいい当たりを連発するけど、いざ自分のものになって慣れてくるとそうではない結果が出ることは多い。

これはまさしく慣れて無茶を始めるからであって(笑)、最初に触れた時のようにクラブの特性を確認しながら探るような丁寧さが必要。

すでにマイクラブになってから練習場で数回打った。感触は当たり前ながら試打の時に感じたまんまを維持できている。ガシッとボールを潰しながら捕まえる心地良い感触にうっとり。これまで使っていたロイコレにも似た感触があったが、それよりもう少し重くて太い感触。

赤いグリップ

個人的には球離れが遅い潰し系だと思う


実はネットで探したインプレッションでは「球離れが早い」とあった。でも自分はそうは感じない。ただ、あまり打ち込まずに掃くようにそっと打った時に球離れが早いという感触を味わうことができた。

打感は打音にも左右されるので、打ち方にもよるのだろう。

アンサーハイブリッドのヘッドカバー

アイアンのように打ちこめて操作性が良い


ウッド系の形状なのに、アイアンのように打ち込めるというのが試打で気に入った点。これは形状よりも、黒地に白という目立つスコアラインがその効果を助長させているのかもしれない。

ショップの店員さんに聞いたところ、同じピン社にi20という似たクラブがあるらしいが、アンサーの方がヘッドが大きめで簡単とのこと。

もうひとつお気に入りは、やさしいクラブなのに操作性が自分にマッチしているという点。スライスやフェードは勝手に打てるが、ドローをこんなにイメージどおり打たせてくれるクラブは今まで他になかった。

これは確実に個人差のあるイメージなので自分固有の感触だろう。

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