向原ゴルフセンター

昨日のラウンド予定は雨天中止。翌日の今日はこんなに快晴。とてもいい練習ができた。というのも、先日BS朝日の「ゴルフヘッドライン」で見たシニアの高見プロによる「飛距離アップ術」が理由。

中高年ともなると、関節が硬くなって体も動かないし回らない。そんな硬くなった年代のゴルファーにとっておきのコツをしたレッスン。

ひとことで言うと「手を速く振れ」というよくある言葉。アマチュアにある多くのスライサーは、力ばかり入って手が遅れることが多いという。また足を動かし過ぎては速く振れない。特に左足は、親指のつけ根い力を入れることによって、手が速く振れるようになるという。

ここまではよくある言葉で、ピンと来なかったが、ヘッドスピードを上げるコツとしての以下の例えがちょっと感動した。

体よりも手を早く動かす (1)
体よりも手を早く動かす (2)
体よりも手を早く動かす (3)

事務所などにある回転するイス。これに座って左足を前に伸ばす。その格好のまま手を右から左へ速く動かそうとすると、その足はどっちへ動くかを考えて頂きたい。というもの。手も足も一緒に動かそうとすると速くは振れない。すなわち堅田よりも手が早くないと、ということ。

このイメージで素振りをした後にボールを打つと、自然に腕が自分の軸を追い越して行く心地よい感じが得られる。自分の場合は、飛距離アップというよりは、スイングが随分と楽にできるようになった。

どうしても「飛距離アップのコツ」と考えてしまうと、ここまで教わっても力が入ってしまうもの。もっと楽に今までと同じ距離を・・・、と考える方がかえってその目的を果たすかもしれない。