
姫路のクラブ工場、東邦ゴルフさんから軟鉄鍛造ハンドメイドウェッジが届いた。52度と56度の2本で、バックフェースにほとんど刻印がないシンプルデザインはいかにも「ザ・ハンドメイド」という趣。今回は試打ではなく、実際に2度の実戦投入済みでのレポートとなる。
角溝仕様なので、2010年に施行された新溝ルール適合外のウェッジとなるが、指定の競技に出ない限り2024年までは大丈夫。
縁あってモニターすることになった頂き物だったが、練習場の試打での劇的なスピンと捕まりの良さに実戦投入してみたくなったもの。国産軟鉄鍛造+角溝は実に心地よくて結果も素晴らしかった。



ロフトは52度と56度の2本をチョイスで送ってもらった。長さはともに35.25インチ、NS950のSシャフト装着でバランスはD3とD4、クラブ総重量は437gと440gで、ライ角は63.5度。個人的にはもうちょっとフラットな方が良かったけれど、標準のまま使った。
ラインナップとしては、これ以外に58度があり、ロフト角とバウンスは個別にオーダーが可能。ソール幅がやや広めに感じたが、丸く綺麗な研磨のせいか、標準的なイメージに落ち着いていると思う。

美しいソールの研磨は、姫路の職人荒深氏の手によるもの。サテン仕上げのわりに光沢があるので、ミズノ式で言うところの「従来サテン」ということなんだろう。金属感があってそれっぽい。
操作性重視で研磨されたソールは「トリプルバウンスソール」と呼んでおり、あらゆる状況下でも多彩にコントロールできるように考えて研磨されている。逆にバンカー専用としたい場合、ここまでの研磨は不要かもしれないので、あくまでオールマイティ用としての研磨。

フェース面は見事な角溝。よって、ミーリング加工などの小技がなくても充分なスピンが期待できる。ソールも抜けが良いのでなおさら。しばらく新溝ウェッジを使っていたので、この差には愕然とした。
まあ競技にも出ないのに、なぜ几帳面にルール適合品を求めたのかという自分への疑問もあるんだけど(笑)、さすがにルール実施から3年も立つと市販ではほとんど見ないからしょうがない。
練習場でもその感触はあったけど、ラウンドでは何も知らない同伴者から「戻った」とか「止まった」とか声かけられて、それなりに嬉しかったのは事実。「いや、角溝だから」と謙虚に返したが、それ以上に衝撃的なショットが数回あった。同伴者の感想もも含めて「そんなに違うのか」が正直なところだが、腕も以前より上がった(はず)としておく(笑)。

ボールを置いて構えるとこんな感じ。ハンドファーストで構えた写真なのでグース形状にしか見えないが、シャフトから真っ直ぐ見るとほぼシャフトの飛球線ラインとリーディングエッジがピタリ合う形状。
そのせいか、丸みのあるウェッジと比べると少し面長に見える。ストレートネックのいわゆる出っ歯ウェッジに慣れていると、少し違和感があると思う。特に開いた時のイメージが沸きにくい。
ただ、打ち慣れてくると「手のひら感覚」が宿るのは、やはりこういった形状の方が強いと思った。実際に捕まりが良くて操作性も良いので、アプローチの場面に応じてクラブを換える自分も、これなら1本で打ち分けるという派になるかもしれないと思った。

このクラブの真骨頂は、なんといってもその打感。軟鉄クラブは打ち慣れているけど、ここまでソフトな打感は初体験。少々芯を外しても常に球が喰いつくような感触を残してくれる。
手元にミズノとボーケイの軟鉄ウェッジがあるが、何が違うのか比較にならないくらい柔らかい。素材の違いなどは分かるレベルではないから製法、形状、打音などが相まってそう感じるんだろうか。
まあ食べ物と同じで、柔らかければ良いというものではないので、人によってはちょっと頼りないなんてこともあるかもしれない。どんなレベルの人でも感じられるほど違うということだけは確か。
これまで使ってきたウェッジとずいぶん形状が違うので、構えた時の違和感が最初はあった。でも2回ほどの練習と、自宅でたびたび構えていたのなんとかイメージ払拭に間に合ったかな?
実際にラウンドで使ったのは、52度が2度。2013年ラストラウンドでは56度も加えて2本投入。本当は春以降の芝が生えそろった状態で試したかったけれど、冬場での投入となった。
52度のフルショットで80Yの私が使ったスピンの感じは、20Y越えくらいから発揮できて、距離が長くなるほど効果的。これは自分よりも一緒にプレーしていた同伴者がそう教えてくれた。逆に、これまでと距離感やボールの惰性力が違うので、そこは少し苦労。
ただし、実際に開いて構えるのはかなり違和感があった。なのであごの高いバンカーショットに関しては、凄くドキドキしながらのショットとなって大成功とまではいかなかった。これは慣れの問題かな。実際に開いて構えやすい他のウェッジでもそんなにバンカー上手じゃないし。
まあ、元来几帳面な部分があるので、自分には関係ないにしても適合外をメインウェッジとするかどうかは考えどころ。これを一緒にラウンドした友人に話すと早速、「だったらくれ!」と言われた。そう言われるととたんに惜しくなるのが人情ってもの(笑)。
性能は立証されたので、もうしばらく使ってみることにする。

手元に届いたのは52度と56度の2本



ロフトは52度と56度の2本をチョイスで送ってもらった。長さはともに35.25インチ、NS950のSシャフト装着でバランスはD3とD4、クラブ総重量は437gと440gで、ライ角は63.5度。個人的にはもうちょっとフラットな方が良かったけれど、標準のまま使った。
ラインナップとしては、これ以外に58度があり、ロフト角とバウンスは個別にオーダーが可能。ソール幅がやや広めに感じたが、丸く綺麗な研磨のせいか、標準的なイメージに落ち着いていると思う。
姫路の職人荒深泰男氏によるハンドメイド研磨

美しいソールの研磨は、姫路の職人荒深氏の手によるもの。サテン仕上げのわりに光沢があるので、ミズノ式で言うところの「従来サテン」ということなんだろう。金属感があってそれっぽい。
操作性重視で研磨されたソールは「トリプルバウンスソール」と呼んでおり、あらゆる状況下でも多彩にコントロールできるように考えて研磨されている。逆にバンカー専用としたい場合、ここまでの研磨は不要かもしれないので、あくまでオールマイティ用としての研磨。
角溝(新溝ルール適合外)仕上げでシンプルに激スピン

フェース面は見事な角溝。よって、ミーリング加工などの小技がなくても充分なスピンが期待できる。ソールも抜けが良いのでなおさら。しばらく新溝ウェッジを使っていたので、この差には愕然とした。
まあ競技にも出ないのに、なぜ几帳面にルール適合品を求めたのかという自分への疑問もあるんだけど(笑)、さすがにルール実施から3年も立つと市販ではほとんど見ないからしょうがない。
練習場でもその感触はあったけど、ラウンドでは何も知らない同伴者から「戻った」とか「止まった」とか声かけられて、それなりに嬉しかったのは事実。「いや、角溝だから」と謙虚に返したが、それ以上に衝撃的なショットが数回あった。同伴者の感想もも含めて「そんなに違うのか」が正直なところだが、腕も以前より上がった(はず)としておく(笑)。
グースだけどストレートに近いというネック形状

ボールを置いて構えるとこんな感じ。ハンドファーストで構えた写真なのでグース形状にしか見えないが、シャフトから真っ直ぐ見るとほぼシャフトの飛球線ラインとリーディングエッジがピタリ合う形状。
そのせいか、丸みのあるウェッジと比べると少し面長に見える。ストレートネックのいわゆる出っ歯ウェッジに慣れていると、少し違和感があると思う。特に開いた時のイメージが沸きにくい。
ただ、打ち慣れてくると「手のひら感覚」が宿るのは、やはりこういった形状の方が強いと思った。実際に捕まりが良くて操作性も良いので、アプローチの場面に応じてクラブを換える自分も、これなら1本で打ち分けるという派になるかもしれないと思った。
軟鉄鍛造の吸いつくような心地よい打感

このクラブの真骨頂は、なんといってもその打感。軟鉄クラブは打ち慣れているけど、ここまでソフトな打感は初体験。少々芯を外しても常に球が喰いつくような感触を残してくれる。
手元にミズノとボーケイの軟鉄ウェッジがあるが、何が違うのか比較にならないくらい柔らかい。素材の違いなどは分かるレベルではないから製法、形状、打音などが相まってそう感じるんだろうか。
まあ食べ物と同じで、柔らかければ良いというものではないので、人によってはちょっと頼りないなんてこともあるかもしれない。どんなレベルの人でも感じられるほど違うということだけは確か。
実戦投入の使用感
これまで使ってきたウェッジとずいぶん形状が違うので、構えた時の違和感が最初はあった。でも2回ほどの練習と、自宅でたびたび構えていたのなんとかイメージ払拭に間に合ったかな?
実際にラウンドで使ったのは、52度が2度。2013年ラストラウンドでは56度も加えて2本投入。本当は春以降の芝が生えそろった状態で試したかったけれど、冬場での投入となった。
52度のフルショットで80Yの私が使ったスピンの感じは、20Y越えくらいから発揮できて、距離が長くなるほど効果的。これは自分よりも一緒にプレーしていた同伴者がそう教えてくれた。逆に、これまでと距離感やボールの惰性力が違うので、そこは少し苦労。
ただし、実際に開いて構えるのはかなり違和感があった。なのであごの高いバンカーショットに関しては、凄くドキドキしながらのショットとなって大成功とまではいかなかった。これは慣れの問題かな。実際に開いて構えやすい他のウェッジでもそんなにバンカー上手じゃないし。
まあ、元来几帳面な部分があるので、自分には関係ないにしても適合外をメインウェッジとするかどうかは考えどころ。これを一緒にラウンドした友人に話すと早速、「だったらくれ!」と言われた。そう言われるととたんに惜しくなるのが人情ってもの(笑)。
性能は立証されたので、もうしばらく使ってみることにする。
コメント
コメント一覧 (3)
バックフェイスに何も書いていない所が渋いですね。プロトタイプって感じです。
グースっぽく見えるようで、グースでないんですね。
ところで、新しいURLと以前のURL、同じなんですが、何が罠があるんですか(笑)。
確かに「何かしているぞっ」と凝視しているとURLが変りますね。
読めませんが(笑)。
どうも、納得しないと前に進まない人間なので、お手数お掛けしました(汗)。