2トップ

下半身も一緒に回ってしまうようなスイングでは、強いボールが打てないどころか、軸が定まらずショットの安定性もなくなる。私の場合も調子に乗ってくると、この傾向がどんどん現われてコースでミスを連発してやっと気づいて小さなスイングに戻すの繰り返し。

こんな時は椅子に座って素振りしてみるとよく分る。下半身が回れない状態では、クラブを大きく振り上げようにも限界がある。実はそこが本当のトップなんだと自覚する。「多少キツくなかったらトップじゃない!」という言い方もあるくらいで、このキツイあたりがトップ。

右膝が右に流れると力が逃げる


実際は右膝ではなくて「右股関節」が正しいだろうけど、意識するためには見えない股関節よりも見える膝を目安にする。

逃げないように我慢するために最もキツイ部分は太股(もも)。私のように体が極端に硬いとかなり早い段階でピクピクしてくる(笑)。これを股関節、右膝、足の指で踏ん張って右に流れないように辛抱。

この状態で上半身をよじる。捻じる(ねじる)という表現でも良いが、自分の場合は「捩(よ)じる」の方がしっくりくる。「ちょっとキツイな」というあたりまでよじって、そこをトップとする。

上半身の捩りは肩甲骨の下あたりから、脇腹の後あたりの筋肉の張りを感じるのが目安。調べると、「広背筋(こうはいきん)」、「脊柱起立筋(せきちゅうりつきん)」と呼ぶらしいが、どうでもいい(笑)。

「もっと上げたい」と思って動いた時点で、多分下半身が流れてしまっていると思われるので要注意。もっと上げたければ別途トレーニングをするしかない。ちなみに私の場合は、重いスイング器具を使った素振りでこれらを感じられるようになってから良くなった。

切り返しの初動でクラブを落とす


5ダウンスイング

「落とす」じゃなくて「落ちる」だ!とコーチに叱られるだろうけど、そう強く思わないとなかなか出来ない。私の場合のコツは、切り返し以降は「なで肩になる」という意識で代用。本当はバックスイングからそう出来ている方が良いのだろうけど、あくまで意識上でのこと。

「上にあるものは下に落ちる」という自然現象を使うのだけど、本当に落ちてしまうとダフってしまうので、これを下半身先導でボール位置までクラブヘッドを導いていく・・・というのが理想。

まあ、理想どおりには行かないので、少なくとも右肘と右手首はボールへ向う途中のリリースポイントまで頑張らせる。

これらも全てレッスンでの課題だったが、前出の素振り器具でやっと感覚が得られた気がする。特に「右に流れない」という下半身の頑張りとそれで決まるトップ位置が固定してからは、強くて安定したボールが継続的に多く出るようになった。


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