MIZUNO MP-53

年末年始を挟んで待つこと約1カ月。待望のアイアンが完成。入念にフィッティングを行ってのカスタムオーダーなので、合わないとか慣れるまで時間が必要とかの心配はあまりなく、当然即戦力になることを期待。



せっかくの新品なので動画を撮影してみた。BGMがあるともっと雰囲気でるんだろうけど、そこまでは面倒なので静かに8番を撮影。



クラブオーダーのスペック内容


MP-53バックフェース

まず見た目。番手表示とバックフェースではMPの2文字を白くした。あまりやり過ぎると格好悪いのでそれぞれワンポイントってことで。

MP-53養老の仕様書

納品時に添付されてたスペック表。もちろん全てオーダーどおり。仕上げはニッケルクロムメッキのサテン仕上げ。各番手の規格外部分は手書きで色入れ指定や、グリップの巻き方まで指定してある。

ダイナライトゴールドXP

これまでと大きく変わったのは、フィッティングで最も適性があったシャフトと標準より3度フラットにしたライ角。初体験となるダイナライトゴールドXPというシャフトは中軽量系の先調子。適度に重みを感じさせてくれて、軟鉄アイアンとの相性も凄く良いと感じた。



肉厚のインパクトエリアが特徴的


MP-53(8番)ダイヤモンドマッスルキャビティ
MP-53(6番)アンダーカットキャビティ

上の写真が8番で下が6番。5〜7番の3本は、アンダーカットキャビティと呼ばれていていわゆるポケットキャビティ。今まで使っていたMP-52よりもやや深いのでその分やさしいということだろう。インパクトエリアは肉厚になっていてこれがMPならではの打感&打音の秘密らしい。



ミズノアイアンらしい構えやすさ


MP-53構えたところ

写真は6番。どんなアイアンが構えやすいかは人ぞれぞれながら、私にはこの小顔な感じがいかにもアイアンらしくて大好き。買い換えた違和感がなくむしろしっくりくる。トップブレードの感じも安心感がある。

MP-53フェース
MP-53ソールしたところ

フェースもごくオーソドックスで見慣れた景色。ネックはストレートで正面から見るとトレーディングエッジの丸みが特徴的かな。フラットなライ角なのでソールした感じもちょうどで心地良い。



そしていよいよ初打ちのレポート


MP-53初打ちレポート

ヘッドの封は練習場で解いた。持参したのは奇数番手とPWの4本。短いクラブのショートスイングから試運転気味にショット開始。

このシャフトは一生懸命振る必要がないと教えてくれるような感覚があるので、フルスイングに移行しても、身体がすぐ反応してくれた。

続いて5・6番。最初にミスするのは嫌なので神経を使った。MP-52からロフト角が1度立ったが、むしろ高弾道。やさしいってステキ。



MP-52との比較と楽になった部分


初めて使うクラブでこんなにフィット感が得られるののは、やはりフィッティングの賜物。MP-52よりもキャビティが深いのに、打感はこちらの方が重みがある。芯を喰う率も上がって打音も良い。

さて、これが今シーズンどんな活躍を見せてくれるか。とにかくパーオン率が2割を切るゴルファーなので、今年はこの武器でここをなんとかレベルアップさせたい。せめて3割くらいは乗って欲しいなぁ。