ミズノMP-R4ウェッジ

今回はウェッジの物色+仕立て目的でミズノエスポートへ。目当てはアプローチウエッジ。MP的に言うとフェアウェイウェッジ。サンドウェッジはすでに昨年末から活躍しているエースが居るが、PWとの間のクラブがなかなか決定しないままでいた。そこで最終的に踏み込んだのがMPウェッジの中から選んでカスタムしてしまうというもの。

エスポートミズノ玄関
ミズノウェッジ陳列コーナー

TGR3種類のミズノ現行ウェッジ


ミズノの現行モデルは3種類。T4、G4と昨年発売のR4。実際に見て触って説明聞きながら打ちたいと考えてここに着た。ウェッジを試打できるショップは早々ないのと、ここに来れば全タイプの全仕様でもって全てのロフトが試打できる。ということで今回は7階のフィッティングブースではなく、6階の試打ゲージに入った。

さて、いろいろ打ってと思っていたが一目見てすぐにR4しかないと結論が出てしまった。G4はグースネックで見た途端に使いこなせそうにないと判断して構えただけで終了。T4はボーケイのSM4に似ていて、PWとSWの間に入れるには少しPW寄りの形状。SW寄りの形状が理想だったのでこれも却下で、消去法でR4が残ることに。

実物を触って初めて気づいたのは、実は全然目立たないけどこれでも細かいミーリングがしてあるってこと。これは凝視、もしくは触ってみないとわからないが、気に入った部分のひとつになった。

R4に絞って試打を開始


ウェッジ試打開始

比較したのはR4の50度と52度。シャフトはダイナミックゴールドのウェッジフレックス(S300相当)。ウェッジは残念ながら、アイアンのフィッティングみたいにシャフトのバリエーションが試せないので、標準装着のシャフトでの試打となる。でも事前に聞いていたので問題なし。

構えた感じは全く問題なし。まあMPアイアンを使ってるわけだから当然なんだろうけど、飾ってあるクラブを見た時はちょっとソケットが太くてでかいな〜なんて思ったけど、構えたら全く問題なかった。

軟鉄クラブは、ロフトが寝るほどその食いつき感が実感できるけれど、ちょっとこの2本の打感には正直驚いた。最初、40〜50Y感覚のショットを交互に連続で打ったが、この程度のスイング幅でも充分にそれが感じられた。他社の軟鉄とどうしてこんなに違うのか不思議。

きっとシャフトのせいもあるんだろう。自分もやっとダイナミックゴールドの打感の良さが分かるようになってきたんだろうか(笑)。と、優越感にも似た嬉しさを噛み締めながら、凄くソフトでしっかり重いという矛盾した心地良い打感を楽しんだ。ゲージの中なので止まり方などは全く不明だけど、とても楽に上がってゲージに当たって地面に返ってくるボールの回転を見るとそのスピン性能も良く分かった気がした。

フィッターと相談で51度へのカスタム決定


スペック一覧画面

当然ながら50度より52度の方がソール幅が広く、打ち易いというかボールをよく拾ってくれてミスにも寛容だった。SWが56度なので最初は50度の方に食指が働いていたのだけど、結論としては52度を1度立たせて51度にカスタムメイドしてもらうということに落ち着いた。

ここでオーダー用のテーブルについてPCやカタログと睨めっこ。細かい仕様などを決めていく。アイアンと流れを持たせた方が良いということでシャフトはアイアンと同じダイナライトゴールドXPのR300に。

少し悩んだのは番手の刻印。既製の「52」であればオプション料金なしだけど、「51」と刻印してもらうには3000円もかかる(高っ)。

「52度だけど実は1度立たせてあるのさ」ってのも格好良いかもしれないけど、めんど臭くて気持ち悪いので結局「51」で依頼。「A」はないのか?って聞いたら、ミズノ的にはフェアウェイウェッジの「F」になると言われたのでそれはやめといた。キャディ付きの時に面倒。

オーダーライ角は60度。標準から3度フラット。前回は他店オーダーで無理を聞いてもらったが、今回は堂々と3度変更の依頼(ミズノ直営店以外では2度までしか変更できない。)。番手刻印色やメッキ仕上げは今回は標準のままにした。というか最初からこのウェッジはサテン仕上げ(一部デザイン的にミラー仕上げ)なのでそのままで良い。

直営店で買った理由


直営店でも割引とポイントが付いたりするのだがかなり割高。それでも今回ここを使ったのは、アイアン購入時のライ角で大変お世話になったから(詳しくは過去の記事参照)。それと今後もずっと世話になるだろうからなんか買っておいたらいいこともあるだろうってことで。

納品されるまで3〜4週間なので、今年の初陣には間に合わないかもしれないけど、今年はこれでバシバシ寄る予定。

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