楽天でかなりの高評価を得ている東邦ゴルフのウェッジ。その軟鉄鍛造56度を昨年暮れから使っているが、さらに極めたいと思いライ角変更とシャフトの相談を持ちかけて快諾頂いて先日到着。気に入ったクラブを自分仕様にスペック変更するというのは実に快感!まだ練習場での使用のみながら、そのインプレッションをまとめた。
特注ライ角と選択肢にないシャフトへの変更
東邦ゴルフのウェッジは、これまでモニター扱いで3種類計4本を頂いて使用した。中でもこのフォージドウェッジが気に入って、昨年10月からエースウェッジとしてラウンドでも活躍していた。
ただ、このクラブの標準ライ角は64度。この長さの場合の自分の適性は60度。ウェッジは開いたり短く持ったり様々に使うので、あまり気にする必要もないという考えもあったが、どうしても我慢できずにライ角の特注を打診。同時にネットショップの選択肢にないシャフトの装着も依頼して嬉しいことにこれが実現。
標準から4度もフラットにするということで鍛造からの作業になるとのことでかなり待つ予定だったが、2週間で到着した。仕上げまで全て別工程になってしまうため、さすがに今回はお金を出して購入。
ライ角は60度。シャフトはダイナライトゴールドXP(R300)で、これでアイアンからの統一が出来た。ウェッジなので硬めのシャフトも検討したけれど、短くなる分その必要もないので同じものにした。
バックフェースの刻印は変更が利かなかったので、64度の表示がそのままだけど、これはご愛敬でしょうがない。
安心感抜群の見た目と実用的な使用感
ウェッジは構えた時のイメージが大事。好みは分かれると思うが、このクラブの形状は自分がその良いイメージをすごく得やすい。リーディングエッジの出方と丸み、グルーブの膨らみ具合がそう。
正直言うと、MPで揃えたアイアンと51度ウェッジから来る流れはこのクラブにはない。全く別モノの感覚。ただその分、51度ウェッジとの使い道がハッキリと分けられて、頭の中で整理しやすい。
ソールの形状は広めで丸みを出した三日月型の研磨。これはオールマイティに使える形状で、開き方によって様々な用途があるけれど、バンカーを苦にするタイプの人には向かないのかもしれない。ボーゼルのトップは特異な金ラメ仕様。最初は「なんだこれ?」と思ったが、構えると不思議なことに視界から消えて癖になる感じ(笑)。
で、最も特徴的なのがこの派手なミーリング。よく見えるように撮影したので実際はこんなに派手でないけれど、見るからにゴールをガシッと掴んでくれそうな面持ち。このミーリングの実際の効用は主にフェース面を均一化することにあるそうだから、まあ気持ちの問題か。
練習場での使用感と期待感など
前スペックで実際に7ラウンドもしているので、改めてどうということはないけれど、さすがにライ角が4度も違うと距離を打ち分けた際の方向性の再調整が必要になった。まあ、今回が正しくてこれまでは合わないライ角のクラブを自分で打ち分けていたことになるんだけど。
例えば5Yのキャリーでピッチ&ランなんて短い距離でも、その違いを凄く感じた。当然、左へのミスがほとんどなくなった。ウェッジで引っ掛けるなんて絶対やりたくないミスなので、これでひと安心。
打感(打音)は、もちろん軟鉄鍛造そのもので実にソフト。ただMPのそれと比べるとやや重くてしっかりした印象。シャフト変更でイメージも少し変わった。軟鉄特有の吸いつく感じもあるが、それ以上にボールを噛んでるみたいなイメージ。MPのウェッジはトップしても柔らかい時があるけれど、このウェッジはそれはない。
簡単に言うと、突っ込みやすいということかな。なんか自分のゴルフのレベル以上の内容を語ってるような気がするが(笑)、素直に滑らせて打つ人にはとても優しく上がって止まるウェッジだと思う。
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コメント
コメント一覧 (5)
それにしても、ここ数ヶ月でセッティングがだいぶ変わりましたね。カスタムギアが増えて、まさにはるるさんのための武器達って感じで、ゴルフへのモチベーションもあがりますね。
ホントここ最近ギアの更新に興味と羨ましさとで,悶々してます・・・。
いや,素敵です♪