SRIXON Z-STAR

ボールには大きく分けて飛距離のディスタンス系とスピン系に分かれます。初心者の頃は安いものを選びますが、総じて飛距離に魅力を感じる人が多いようです。


V10からZ-STARに替えた理由とタイミング


スリクソンZ-STARに替えて変わったこと

長年使ってきたのはツアーステージのV10でした。愛用の理由は、飛距離とかスピン性能と言うよりは、打感が柔らかくて安心感を感じたからでした。

Z-STARに替えたのは昨年9月。理由は、スピン性能がウリであるボールを使ってみたかったからです。完全にCMに踊らせれているような気もしますが・・・。

そこで打感がソフトと言われるスピン系のボールを数種類買いました。

そして練習場で打ち比べ。

そんな中、ダントツで柔らさを感じたのがこのZ-STARでした。このソフトな打感は他のボールとはまったく比較にならないほど柔らかく感じました。

スピン系ボールで候補になったのは、タイトリストのV1やツアーステージX01もありましたが、X01はソフトと宣伝されているけどまったくそう感じませんでした。

V1は打感も申し分なかったけれど、ディンプルの雰囲気が馴染めませんでした。理由はわかりませんがなぜだか小さく見えました。不思議です。


ボールを替えて変わったこと


ツアーステージV10との比較

ディスタンス系からスピン系に変更したわけですが、スピン系ボールを考えた時にある不安がありました。まさに初心者的で恥ずかしいことですが・・・。

もしや飛距離が落ちて、サイドスピンが増えて曲がるんじゃないか?

すでに9ラウンドで使用しましたが、飛距離も落ちていませんし、曲がるようになったということもありませんでした。

アイアンの弾道は明らかに高くなりました。

グリーン狙いに関してはアイアンショットもアプローチも、高性能のブレーキが備わったように激変しました。これには少し驚きました。

まるで、各溝ウェッジを使っていたころのようなスピン!

打ち方の癖もあるでしょうから、誰でもこうなるってわけではないと思います。でもディスタンス系ボールとは違う性能を感じた気がしました。


パッティングも打感が柔らかくて良いのか?


タイトリストプロV1との比較

実はここが最も悩ましかったところです。はっきり言うと、パッティングに関しては打感がソフト過ぎてとても頼りなく感じてしまいます。

いろんなスピン系ボールでパッティングの打感を試してみると、これはもうダントツでプロV1が秀逸だと感じました。

広告で見る「プロ使用率No.1」もうなづけるところです。

Z-STARはソフトすぎて、特にショートパットではかなりモッサリしちゃいます。極端に表現すると、音も感触も何もないかのような・・・。

まあこれは我慢するしかないと思って、すでに慣れました。また、ロングパットでは「ポコッ」って感じです。伝わりませんよね、こんな表現じゃ(笑)。


追記:2017年版の記事はこちらをどうぞ
“【2017年版】「Z-STAR」と「Z-STAR XV」の違いを比較してみた”
(2017年7月29日投稿)