紫カントリークラブ(すみれコース)


今年もこの名門コースにやって来た。前回は小雨だったが今回は快晴で気温も上がってまさにゴルフ日和。朝一番の1組目だったので、柏のホテルで前泊して挑んだ。本来は3月に終わっているはずの改修は、冬場の大雪の影響でずれ混んだようで、まだ所々で改修中のエリアがあった。そのため前回同様に修理地を意味する青杭があちこちにある中でのプレー。

紫カントリークラブ(すみれコース)

今回のスコア
47(20)+43(17)=90(37)


IN→OUT/White Tee(レギュラー)/6,508Y(Aグリーン)
快晴/12℃〜22℃/弱風
キャディ付き/歩行プレー/昼休憩約50分
長袖ポロでプレーしたが後半は半袖でも良かった

紫カントリークラブすみれコースのスコア

いきなり5パットでスタート


今年に入って好調だったパッティングがスタートホールで一気に崩壊。アンジュレーションが多く難易度の高いグリーンではあるが、ボギーオンで5パットになる理由が一体どこにあるんだろうか(笑)。

言い訳としては、4日前に買い替えたばかりのドライバーの練習をやり過ぎて練習グリーンをスルーしてスタートしたのがまず1つ。カップが傾斜地のやっかいな場所だったのに、アドレスも不十分に安易に「お先!」を3回も外してしまった不用意さ。本日はダブルパー発進!

紫カントリークラブ(すみれコース)

試打のみ練習なしで初投入のドライバーの成果


こちらは本人もビックリの終始劇的なほどの好内容。スコア表のとおりフェアウェイを外したのは最終ホールのみ。それもミスショットではなく、届かないはずのバンカーサイドのセミラフに20cmほど入っただけ。

スタート前の練習でもかなりの手応えが逆に怖かったので、わざと擦り気味でミスしたらどうなるかを再現しようとしたが、なかなかスライスと呼べるほどのボールが出なかった。当然「良い」と思ったから購入に踏み切ったわけだけど、まるでキツネに抓まれたような1日だった。

飛距離に関しては伸びたということはなく、手持ちのGPS機器計測で215〜230Yの平均飛距離は220Y弱といったところ。これでもこれまでと比較すると全てが今日イチみたいなものだった。弾道の高さや強さは「こんな感じで打てたらいいな」と思っていたそのまんまの球になった。

インパクトの手応えに「ずっしりとした重さ」を感じられるクラブで、インパクトで合わせて終わりというスイングがなくなり、そこからさらに押せるようなイメージを持たせてくれるクラブだと言う事が今日分かった。

こんな感覚と結果がずっと続くとは思わないが、新ドライバーの練習不足と経験不足を今日1日で一気に補えたのは大変嬉しい。

紫カントリークラブ(すみれコース)

残り距離がもれなくタフでパーオンは2回だけ


ドライバーが良くてもPAR4のセカンドでアイアンが使えたのはたったの2回。スタートホールでの5番と最終ホールの9番のみ。それ以外はフツーに200Y前後を打たないといけないタフさ。160〜170Yという場面のあったけれど、そういう時に限ってアゲインストだったりした。

私の飛距離でフツーにほどよくアイアンが使えるゴルフができるのは、やはり平坦コースで6,200Y未満くらいのコースなんだなぁと感じた。ただ攻め方はあると思う。来月末そういった見本となるゴルフを見せてくれる先輩と回る機会が新潟であるので、そこでじっくり勉強したい。

紫カントリークラブ(すみれコース)

ショートゲームもちょっと情けなかった


ゴルフ歴過去6年の間に、グリーン周りのアプローチが怖くなった時期が2度あった。前回からまたそういった雰囲気があったので心配していた。前回はよく知るコースなのでごまかしが利くが、今回はモロにそういった面が出てしまった。全部が悪かったわけじゃないけれど、10Y未満のキャリーでいいようなアプローチでもダフり気味だったりトップ気味だったり。

自分的には、そういったことが精神的に起こるバイオリズムみたいなものがある感じがする。しかし過去にもこれは練習量で克服してきたので、再度内面も含めて安心できるまで鍛え直さないと・・・と思った。

紫カントリークラブ(すみれコース)

スタートホールの5パットのせいで前半は迷いがあった


下りの速いパットをショート、次を大きくオーバー、上りを打ちきれず、返しも外したスタートホールでビビってしまった。前半はこのせいで最後まで決め打ちができず、ストロークのリズムが完全に壊れていた。

ただでさえ難しいグリーンに自信がなくなり、このままパットの病気になりそうな気さえしてしまった(笑)。昼の休憩で、「自分のゴルフなんて何も懸かっていないじゃないか!」と思い返して気持ちは復活(笑)。

紫カントリークラブ(すみれコース)

今日も多彩な罠を堪能できた1日だった


フェアウェイを狭く見せたりグリーンの前に立ちはだかる木、わざと大きく近く見せてあるバンカー、受け一辺倒じゃないアンジュレーション豊かなグリーン、えげつなく利いているガードバンカーなど、歴史ある名門林間コースの罠たちは平常心でショットをさせてくれない。

ここのPAR5は総じて距離が短いが、ドライバーで打ってスプーンで近づいてという安易な攻め方が通用しない難易度の高さを感じる。PAR5はスコアを整えるためにあると思うことが多いが、セカンド地点で「ああ、そうはいかないのかぁ」と唸ってしまう場面が多かった。

紫カントリークラブ(すみれコース)

ショットの調子もあるだろうけど、私の飛距離ではコースはかなり広く感じることができる。ただ、グリーン周りはかなりやっかい。上の写真は18番ホール(PAR5)のAグリーン奥から撮影したもので、グリーンの池寄り半分に落とすともれなく池に落ちるというセッティング。

同じようなシチュエーションが12番ホール(PAR5)にもあって、このグリーンはアンジュレーションが意地悪で、ショートアイアンで上からズドンじゃないとグリーンが全体的に池に傾斜しているので怖かった。

こういうコースばかりだと疲れるけど、たまに来るのは凄くいい!