
昨年秋に続いて十日町カントリークラブへやってきた。天気はスカッと心地良い快晴で気温も申し分なし。東京から2時間半もかけて遠征する理由は、シングルハンデの知人2人にチャレンジするため。それと、毎年知人にレベルアップを誓ってるので、そのゴルフを披露するため。

更新作業中のグリーンに大苦戦
昨年もグリーンで手こずったが、今年はまた違う理由で大苦戦。ちょうどグリーンの更新作業がありエアレーションと目砂で刈り高も長く、ただでさえ難しいグリーンがさらに悩ましい状態でうまく対応できなかった。
こういった更新作業中でも速いグリーンはあるが、今日のグリーンはイメージで例えるとまるで高麗グリーンのよう。カサカサ音を立てて揺れながらボールが転がって時々跳ねる。そんな中でも新潟の2人はグリーンに合わせてスコアをまとめていたのはさすがだった。迷わずしっかりヒットしてるかそうじゃないかの違いなんだろうか。見習うべき点だった。

OB2発でダブルーパーもあった前半
前半は初挑戦のつつじコースで、同場3コースの中でも最もコースレートが高い。立候補してオナーを打たせてもらい、パーオンのパーで好スタートとなったが、続く2ホール目はドライバーで右にOB。悪い癖の欲が出て打ちに行ってクラブも体も開いて当たったようだ。
3番ホールではセカンドOBから打ち直しの4打目もダフって、続く左ラフからの60Yも引っ掛けてアプローチも寄らずでダブルパー。投げたわけではないけれど、1打でも少なく上がろうとする気持ちが足りなかった。この部分はプレー後にも同伴者からアドバイスをもらった反省点。
4番はボギーオン3パットでダボ。直後に3つ続けてパー。最初の4ホールで8オーバー、後の5ホールで2オーバーはよく盛り返せたが、3番のアプローチ後に「もっと慎重に」とアドバイスを頂いたおかげかも。

後半はショートゲームでつまずくことが多かった
打ち切れない3パットが4つ。数字上の2パットホールも1つで済まるべきものがいくつかあった。アプローチも手前で止まってしまうものが多く、グリーンの状態が分かっていても普段どおりにしかできなかった。
コースマネジメントにしても、レイアップの往生際が悪い。なんとかグリーンの近くまでと無理することが多かった。大きなミスを多発したわけではないけれど、もっと自分を信じた決断が必要だと強く思った。

ショット内容は課題もあるがまずまず
ドライバーは擦り気味が多い日だったが、1つのOBと狙い目が間違っていた2発を除けばまずまず。もう少しボールが捕まるタイミングを模索したいと思う。アイアンはかなり良くなった。新クラブ効果と、練習量を増やしたことがじわじわ利いてきたと思いたい。
アプローチも悪くはなかったが、ちょっと最近ワンパターンすぎる。様々なシチュエーション用に種類を少し増やさないといけないと感じた。以前はアイアンでやることもあったのに、最近スピンが面白くてワンパターン化してしまっていた。バリエーションを増やす練習もするが、以前のように使うクラブを増やすだけでまずは解決することもあると思う。

2人の競技ゴルファーに習ったこと
1打の重み。これはプライベートゴルフしかやらない自分とってはなかなか得難い感覚だが、ダボをボギーで収めるというものを筆頭に、例えば8を7に収める集中力も必要だとアドバイスをもらった。競技ではそんな1打でも同じ1打なので大変貴重だと言う。プライベートゴルフでこれを実感するのは凄く難しいけれど、1打を大切にということは見習いたい。
また、「アプローチの距離感はフォローで出す。」というアドバイスをもらって、東京に戻る前に早速集中練習をした。言われてみればインパクトで終わりというようなものが多いので、ちょっと気にしてみたい。
次回は9月に挑戦予定
聞けば9月が一番コースが良い状態になるとのことなので、次は9月にまた遠征に来たいと思う。知らないコースだから90でも上出来と思う自分がいる反面、やっぱり90は打たないようにしないととも思う。
新潟に来るたびに良い勉強をさせてもらっているので、その勉強した成果をもって次に臨んで、そのうち本気で焦ってもらえるような内容のプレーをしたいと思う。戦略的で頭を使うとても良いコースと同伴者に感謝。


コメント
コメント一覧 (4)
HDCPが一桁の競技ゴルファーの方々は,ひとつひとつの動作が勉強になりますよね。
私は一緒に周ると自分もついて行かなきゃと思って,どんどん力み注意点を忘れおかしくなってしまいます。
まだまだ初心者だということに気付かされます(笑)
今年も行ってきました新潟。さすがにすっかり初夏の陽気ですね。ただ朝晩の冷え込みはさすがでした。上級者のプレーヤーとのラウンドは勉強することが多くて今回もとても有意義でした。
目標も目的もあり、有意義な時間を過ごされたことと思います。
いつか逆転して、関東に『招待』してあげる日がくると良いですねえ(笑)
相手のホームコースに乗りこんでという、あえて高くて挑み甲斐のあるハードルにしてあるのは長く楽しむためでもあるんですが、それにしては距離が遠くて疲れることに気づきました(笑)。