inGOLF北池袋

最新式のトレーニング専用シミュレーターを備えた会員制のインドアゴルフ練習場が近所に誕生した。場所はドンキホーテ北池袋店の2F。豊島区と板橋区の区界で熊野町交差点付近。首都高北池袋ICのまん前。24時間営業でドンキホーテの駐車場が無料で使えて、レッスンや工房も常備。オープン前ってことで、今回はその特別内覧会&無料体験会に行ってきた。

場所はドン・キホーテ北池袋店の2F


ドンキホーテ北池袋店

正式名称は「inGOLF KITAIKE Driving-range powered by ウィダーinゼリー」(インゴルフきたいけドライビングレンジウィダーインゼリー)となっていて、とてつもなく長いので「ゼリー練習場」と覚えよう(嘘)。

最寄り駅は東武東上線の北池袋駅。JR池袋駅からだと早歩きでも20分はかかるのでご近所ゴルファーが対象だろうか。ただ、山手通り×川越街道の交差点脇にあり無料駐車場(188台収容でドンキ店舗と併用)もあるので、車で通うのも便利。バスなら各路線の線熊野町バス停下車すぐ。

私の場合は徒歩で8分、自転車で3分のごく近所。近所の自分などからすると大変嬉しいけれど、「なんでこんなとこにこんな立派なものが?!」が正直な感想。ドンキの子会社運営ってことなので、すぐにアレすることはないだろうけど、目標会員数500名を達成して持続されることを望む!

上達のための練習に特化した充実の設備


全体図


全150坪の設備内容はご覧のとおり。写真撮影がNGだったので、ネットにあったパース画像に、内覧説明で知ったことを追記。これに加えて2014年秋に増設の予定もあるとか。平日の午前中だったせいか内覧は私1人だけ。男女スタッフさんたちは7人確認。HP用か何かの撮影をしてる人が+1名。

個人的に嬉しかったのは、ちゃんと館内に喫煙所があったこと。ただし喫煙所は空調がないので夏は蒸し風呂になるかもしれない。惜しいのは、これだけ整っていてシャワールームがないことくらいだろうか。

広々とした打席にはラフや仮想バンカーも


打席はかなり広くて余裕がある。これは高ポイント。後方に小さなテープルと椅子があってくつろげるようになっていた。打席からボールを飛ばす画面までは約3Yくらいだろうか。打席は1段高くなっている。

打ち出し方向の天井にもネットがあって吸収力もあるので跳ね返りの心配はなさそう。ウェッジで上げても大丈夫。打席側の天井にあるライトみたいなのは、シミュレーション用のボールセンサーで照明ではない。

打席の設備

打席の足場は人工芝。ゴムじゃないのが嬉しい。ボールはオートティーアップで打った後のボールも自動回収。ボールを置くライは飛球線方向に縞々模様があって方向確認しやすい。この日説明はなかったが、このマットは角度が付けられるようなので、様々なライを体感できる。

※傾斜がつけられる打席は全9打席の中でレフティー(左利き)優先の6番打席のみ。全打席でできるわけではないので訂正した。(2014/06/27)

深くて柔らかいラフもあり、手前には白くてフカフカのマット。この白い部分はバンカーのライを再現したもので、硬い毛と柔らかい毛が交互になっていてバンカーショットを体感できるというもの。見た目は全然バンカーっぽくないのでなんで砂の色じゃないんだ?と思ったが、打ってみるとなるほどの感触があった。ボールの出方もバンカーっぽい。

練習に特化したシミュレーターが全打席に完備


シミュレーター概要図

ゴルフバーとかにあるやつとは精度も内容も大違いのシミュレーターにはちょっと感動した。体験前は「こんなの使わないよ!」と思っていたが、使ってみて唖然。これはかなり良い練習ができるスグレものだった!

シミュレーターの機能画面

練習場モードまず打ちっぱなし感覚の練習場モード。使用クラブ別にゲーム感覚と併用でき、弾道イメージや点数がでる他、インパクト時のフェースの向き、ボールのスピン量、振り抜き方向(インサイドアウトとか)が確認できる。室内練習場特有の「ひたすら黙々と打っている」感じにはならない。

ショートゲームモード次にショートゲームモード。タイプのことなる5つのゴルフ場を選択し、練習ホールをピックアップして任意の場所を画面タッチ。グリーン周り130Y以内の任意の場所からグリーン狙いの練習ができる。これは苦手距離克服にピッタリだし、様々な狙い方の練習にもなりそう。

チャレンジモードチャレンジモードは、ゲーム感覚で練習するというもの。ミッションに成功するとポイントが上がりレベルが上がる。30Yのアプローチで試してみたが時間を忘れて没頭してしまった。精度が高いので飽きもなさそう。

ミニラウンドモード最後にミニラウンドモード。こちらも実在する5つのコースから3ホールを選んで実際にティーショットからカップインまでを行う。

機械の精度を試すために実際にインテンショナルさせてみたが、かなり反応が良いと感じた。強いていうなら、ドライバーショットは普段よりも1割増しくらいで飛んでいた。まぁ、コースの緊張感はないわけだからこんなものだろうか。マットはとても打ちやすかったので、他の練習場同様にあるレベル以下の人にとっては自分がダフっているのを感じることは難しい。

シミュレーターはカードログインシステムで、使用時に打席横のセンサーにカードをタッチ。練習内容がマイカルテに反映されるというものだが、これの実装は秋以降の予定らしい。

後方&正面からのスイング映像が1球ごとに自動再生


1打毎に映し出させるスイング映像

リアルタイムに自分のスイングが確認できるスイングリプレイという機能もあった。打った直後に大画面の上側と、手元の画面で自動再生される。もう1回見たい場合は再生ボタンもある。これは大変ラクで便利!

しかし残念ながら、練習時間内の保存再生は出来るが練習時間終了と同時に消えてしまうので蓄積は不能。映像を持ち帰ることもできない。

パターの練習マシンもあった


画像がないが、通常打席の他にパター練習マシンも2台あった。4m×1mくらいの大きさで、速さは約10フィート。普通に練習にもなるが、ゲーム感覚でカップインしていくモードがあり、自動で傾斜がついてボールの置き場所も機械によるレーザーポイントで指定されてクリアしていくというもの。

会員になればこれの使用料は無料。予約練習時間の前後に、どれだけ使っても良いらしい。ただ、パッティング練習は腰に負担がかかるので、年寄りはそんなに長くは出来ない。没頭し過ぎに要注意(笑)。

完全会員制でビジター料金はかなり割高


24時間営業で打席予約制。1日の使用は50分が上限で、その50分の練習時間枠は毎時00分〜50分となる。会員制なので、基本的には月会費以外に費用はかからない。かかるとしたら、VIP会員以外のVIP個室利用、追加打席&時間追加使用料、ロッカー使用料、飲み物の自販機くらい。

ということで、平日デイ会員というのに入会してきた。平日の10時〜17時限定で1日50分上限というもの。入会費はキャンペーン中なので無料。平日デイ会員の会費総額はシステム利用料込みの税抜きで月1万円。

メンバーズカード

現在の練習量が月に約10回で2万円くらい使ってるので、これを半分に減らしてその分をこちらの費用にあてて、練習量を増やすことにした。同じ費用で練習量が1.5〜2倍に出来るかな〜といった計算。

ビジター使用料は1回50分で税抜5,000円もするので、まぁほとんど「ビジターは来るな!」みたいな料金設定。初回は2ヶ月分を現金かクレジットカードで精算で、3ヶ月目以降は口座からの引き落としになる。

理想は、「平日は毎日練習!」だけど無理だろうな〜。ちょうど自転車通勤の自宅と職場の通り道にあるから凄く便利なので、まずは月に10回程度行くことにになるんだろう。ここで頑張ってみよう!

詳しくはこちらでどうぞ!
ドンキホーテ北池袋店にゴルフ練習場がオープン!