GOLFZONの打席で

ゴルフシミュレーター(GOLFZON)を使って、番手毎のデータ収集を試みた。今回はまずその使い方を把握したかったので全番手を持参したわけではなく、自分の中で飛距離(キャリー)が怪しい2本を持参。特にショートアイアンはこれらを把握しておくことはすごく大切なので。

実は今まで経験則だったりしてかなり適当だった(反省)


番手毎の飛距離の把握はスコアメイクの基本。それが分かってるのに適当な経験則から「こんなもんだろう」なんて結構適当だった。

せっかくシミュレーター完備の練習場の会員になったので、まずはそんなことからやってみようかと、まずは数本持参して試してみた。

9番アイアンとPWのデータ収集


細かく知りたかったのは9番アイアンとPWの2本。これをGOLFZONの練習場モードでデータ取りした。試した打ち方は2通りで、普通に打った時と開いてビシッと確実に止めたい時。この2本のチョイスは、自分の中で一番怪しかったからであることと、大切だと思ったから。

GOLFZONの9番アイアンデータ

写真は9番アイアンを通常打ちした時のデータ画面の一部。10球打った平均の飛距離は119.9Y。これはミスショットも含めてボールが止まった場所までの距離。キャリーの平均値は110〜115Yくらいだった。

概ね想定の範囲ながら、これを知るのと憶測するのとは大違いだと、数値を見た時の自分の安心感というか吹っ切れ感で痛感できた。

ちなみにPWは、キャリー85~100Y&平均102Y&最大が116Y。PWでこんなにバラついていていいのか?とちょっと反省。ボールを揃えるという意味でもこのマシンを使った練習は相当身になるような気がする。

ついでにドライバーも計測


GOLFZONのドライバーデータ

実際にコースでGPSを用いて計った感じよりも10〜15Y飛んでる数値になっている。打ちだし角度は低めで損してるかもしれないので、ロフト角の大きいドライバーも今度持参してみようと思う。

ヘッドスピードは39.1〜41.8m/sをウロチョロで、絶対左には行かないスライス打法まる出しの結果。ストレート判定の基準は分からないが、スライス判定の40%(8球)もそんなにひどいのはなかった。

ストレート判定のボールも含めてフェード回転しているので、ランはあまり出ない感じだった。ドライバーのキャリーは195〜220Yくらい。数値を確認しながらタイミングなどを考えてみるのも有意義だった。

最後はショートゲームモードでグリーン周りからのアプローチの腕試し


シミュレーションで使いたいコースを選んで、自動距離選択の20〜80Yを選んでプレー。5球ずつ指定された場所(距離)から打つというモードで、終了を押すと写真のような距離毎の結果画面が登場する。

GOLFZONを使ったアプローチ解析

これだけ見るとゲーム的だけど、ショット毎に数値とスイング映像が登場するのでチェックするポイントは盛りだくさんだった。

シミュレーターはどれくらい正確か?


GOLFZONでショット練習

シミュレーターをどれくらい信用して良いのかを試すために、コースで使うマイボールも打ってみたが、ほとんど練習球と解析結果は同じ。同時にフェアウェイウッドも試したが、体感的にもかなり信頼できると感じた。

某大手ゴルフショップチェーンのシミュレーターで打っていると、「いやそれはないだろう」というような数値に出くわすが、今のところドライバー以外の疑わしい数値は出てこない。ドライバーショットに関しても、コースのようなプレッシャーがないことを考えると妥当かもしれない。

しばらくはこんな機械的な練習で自分の数値を知ろうと思う。クラブもそうだけど、信じられることが多い方が安心感が増すだろうから。

シミュレーターじゃなくても自分のデータを取れる便利ツール


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