スーパーストロークのパターグリップ

スーパーストローク最大の特徴は、根元から先端まで同じ太さというその形状。また、素材が発砲ウレタン製なのでこの太さでも超軽量。両手の握りが同じ太さという安心感抜群のグリップで目指せスコアアップ!

太くて軽い!こういうグリップを待っていた!


ちょっと歪にみえる形状

最初に見たのは、フィル・ミケルソンが使ってる中継シーン。グリップの先までが同じ太さなので、すぐに目についた。

太くて安定感のあるグリップでパッティングしたいんだけれど、太いグリップは重くてパターのバランスが変わってしまう。

その悩みをポリウレタンという素材で完全にカバーしたのがコイツ。まさに、その手があったか!って感じでちょっとした感動。

これだけ太いグリップを使ってもバランスは保ったまま。従来どおりヘッドを感じながらストロークできる。もう安心感が半端じゃない!

他にどういうメリットがあるんだろう?デメリットはないんだろうか?という興味が湧いて、すぐさまグリップ交換に走った。



最初に見た時はかなりカッコ悪く見えた


このグリップの最大の特徴は、グリップエンドから先端までがほど同じ太さと言うその形状。正直なところ、最初はカッコ悪いと思った。

右手側も太さが一緒

特にカッコ悪いと感じたのは、このシャフトとの接合部分。

これまでの多くのグリップは、シャフトに向かって流線型というか、違和感なく流れるような形状変化で作られているもの。

でも、実際に握ってストロークしてみると、たちまち惚れこんでしまう感情に変わってしまった。

右手と左手の握りがほぼ同じ太さというグリップは、過去になかったわけじゃないけれど、手元が重くて私は練習用にしか使えなかった。

なんでもこれは利き手が悪さをするのを防ぐ効果があるとか。

私の場合、利き腕である右手の感覚を大切にしたいので、この右手部分が太いという安心感がとても気に入った。



グリップ面の形状にも工夫が凝らしてある


秋田名物きりたんぽみたい

この角度から見ると、秋田名物のきりたんぽみたい。まあ、そんなことは置いといて、実は裏側は丸く円形なっていて面がない。

スーパーストロークにも各種あり、私が選んだウルトラスリムは、ほぼ裏側が丸〜るく円形。表側だけが平面となっている。

グリップエンドの形状はこんな感じ
※左がアイアンで右がスーパーストローク

両手の親指がちょうど心地良く平面に乗っかる感じが気に入った。他のクラブから持ちかえた時も、それに近い感覚で握って面も感じられる。


ULTRA SLIM(ウルトラスリム)1.0
直径:25mm
重さ:(67.5g前後)
長さ:約27cm
内径:58
※USGAルール公認



好みに合わせて色も太さも豊富なラインナップ


ラインナップも増えてきた

もともとファッツォと呼ばれる極太サイズがトレードマークだったが、スリム、ミッドスリム、ウルトラスリムなど豊富に揃う。

ウルトラスリムって言っても全然補足ないけどね(笑)。

また、最初からスーパーストロークが装着されているパターも登場してるようなので、以前よりは気軽にショップで触れるようになった。

(2017年2月加筆)
最近では正四角形のモデル次世代と呼ばれるピストル型に加え、カウンターウエイトを挿入できるタイプも登場している。



実際にストロークしてみた感想


ストロークのスムーズさは抜群

新品当初は少しベタ付く感触がある。これは使ってるうちに勝手になくなるので気にするものではない。

ウルトラスリムは両手を揃えて握れるほど太くはないが、以前よりも右手と左手を接近させて握るようになり、より一体感が得られると思った。

で、気になるストロークする感覚は、実に心地良い!

パッティングは技術以外にメンタル部分が重要なカギ。このグリップだと右利きのせいかすごく安心感があって、まさにノンストレス!

技術が上がるというグリップではないかもしれないが、この安心感と新鮮な感じはグリーン上でかなりの武器になりそうな予感。

ストレスなく、ショートパットできるだけでも収穫は大きい!