ATTAS 5GoGo

人気シャフトATTASシリーズの第5弾(5GoGo)をマイドライバー(ヤマハインプレスX-D202)に装着。ネットで検索すると「振りやすくてクセがない」という評判と、「タイミングがとりやすい」という評価が多い。これはメーカーのキャッチコピーどおりだが、まさにそのとおりだった。

ATTAS 5GoGo装着

なにげに試打したら気に入っちゃったというよくあるお話し


練習場内に工房があって、いろんなものが試せる状況ができてしまったのでこれも良し悪し(笑)。時間つぶし気味にいろいろ試していて、なんとも気持ち良い振り心地を体験してしまった。

試打した時のヘッドはたしかキャロウェイのX HOTだったかな。RBZでも試したけど、これは硬くて1球でやめさせてもらった。他のシャフトも試したけど、5GoGoの心地良さに打ち消されて記憶なし。

装着スペックシャフト:ATTAS 5GoGo 5S/長さ:46インチ/バランス:D1(ヘッドに鉛を貼ってD3弱にした)/ヘッド:ヤマハ インプレスX D202

最初は純正シャフト同様の45.5インチ〜試打した45.75インチくらいでと依頼したけど、それだとバランスが出なかったので46インチで決着。それでもD1だったので、持参した5gの鉛を半分に切り貼りした。

ATTAS 5GoGoで構えた感じ

振りやすくクセがない、タイミングの取りやすいシャフト


歴代シリーズのことは全く興味がなかった(というか諸事情あって喰わず嫌いだった)ので知らないが、この「主だった特徴はありません」的なキャッチコピーをあえて使うだけあって、本当にそのとおりの感触。

硬いシャフトと思っていたが、中間部分が心地よくしなるので、タイミングが取りやすくてとても粘っこくてとても柔らかく感じる。スイング感と打感は、粘土工作してるような感じ・・・・って変な感想だけど(笑)。

こういうシャフトメーカーの製品て、クセのあるヘヴィーなものが多いと勝手に思っていたけど、「ぐにょ〜ん」と伸びて捕まえてくれるような感触は初めて。アイアンで使ってるダイナライトXPに似ている気がする。

アッタス5GoGo装着のドライバー

捕まるヘッドと捕まらないシャフトの組み合わせ


捕まらないってのは語弊があるかもなので、「捕まり過ぎない」としておくかな。カッコいいフェードが打ちたかったからスライサーでも捕まりやすいドライバーしたわけだけど、、「フッカーでも叩きに行ける」というレビューの多いシャフトを挿したことになる矛盾リシャフト。

もしかしたらスネーク弾道になるのか?相殺されてニュートラルになったのか?ともかくそんなことよりも振りやすさに惚れたわけで、これだけ気持ち良くて振りやすいんだから、いい結果も出てくるだろうってことで。

いざ、感触試しとシミュレーターでの数値計測


ATTAS 5GoGo装着ドライバー試打

試打したX HOTのヘッドよりもかなりソフトな打感に変身。でも発する音は弾き系っぽいという都合の良い感じに生まれ変わった。スイングするのが本当に気持ち良くて、思わず直後に万振りしてしまいそうなほど。

よって、「こうしてみよう」や「ああしてみよう」という工夫のつけ方もイメージとリンクして行える良さを感じた。

リシャフトしてからシミュレーター付きの打席で計3回使用したが、平均ヘッドスピードがほんの少し(0.5ほど)上がって、平均スピン量が500ほど下がって飛距離(キャリー)は5Yほど伸びた。

こんな感じで、数値的には微々たる進歩のみ。当然それなりのお金がかかっているわけなので、もっとスカッとした変化も欲しいところだったが、振りやすいがゆえに、コツとタイミングを探す練習が楽しく、今のところ劇的な数値変化はないが伸びシロが増えたという感覚である。

チップゴルフの高松さん

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