ロフト調整作業中

ここにきて各番手の飛距離が伸び、自分の感覚よりも飛び過ぎるアプローチウェッジのロフト角調整。今よりも飛ばないというか上がりやすいようにしてもらった。簡単に言うと少しだけロフト角を寝かせた。作業は至って簡単(に見えた)で待つこと数分、数百円の工賃で終了。

距離感が大切なアプローチだけは飛び過ぎると困る


ウェッジ以外のフルショットの飛距離が伸びるのは良いが、50Y、60Yと打ち分けるウェッジが飛び過ぎるとスコアメイクで困る。

私の場合、アプローチウェッジはフルショットで80Yくらいがちょうど良いと思っていたが、10Yくらい余計に飛ぶ(直進する)ようになってしまったので工房で相談してロフトを少し寝かせることにしたもの。

MIZUNO MP-R4

ロフト調整して変わったこと


調整して52度に生まれ変わった?クラブ。ほんの少ししか変化はないはずが、見た目で少し出っ歯になったのは構えた一瞬で感じた。当然ソールの角度も変わるのでバウンスも少し大きくなる。

もとはミズノで52度から調整してオーダーメイドされたものなので、元通りと言えばそうなんだけど、これで51と刻印があるのに実際は52度というなんとも微妙なウェッジになったわけだ(笑)。

そういえば、ミズノにオーダーする際に刻印を「Aにして」と言ってみたんだけど、ミズノ式ではこれを「ギャップウェッジ」と呼ぶことになっているので、「G」しかないと言われて「51」で依頼したのだった。

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MP-R4(51度→52度へ)

実際に打ってみてどう変わったか


最終的にはコースの芝の上で打ってみないと分からない。練習場のシミュレーター計測では調整前と対して差がなかった。だた、以前よりも上がりやすくなったような気はするので気持ちはラクになった。

これは、フェアウェイの芝が生え揃う春までの楽しみにしておこう。でもクラブ調整ってのはシーズンオフにやることじゃないな(笑)。

実は少し前にサンドウェッジをアイアンのトップラインに合わせて作ったため、にこのウェッジだけ突出した形になってしまった。それも少し気に入らなくて買い替えの迷いもあった。

でもまだ買ってから1年しか経ってないのでもったいないってことで調整にした。しかしアイアンとMPなのになんでこんなに丸いんだ。

MP-R4構えたところ

ロフト角調整の際の注意事項


ロフト角調整をすると、まず見え方が変わる。特にリーディングエッジの見え方や位置が変化するので、ボールコンタクトの感覚が変わる。

次にウェッジの場合はバウンス角が変わる。立てるとバウンスが小さくなるし、寝かせるとバウンスが大きくなる。大きくなる分には「削る」という方法があるけど、小さくなる場合の調整方法はないので注意。

最後に、何度立たせるとか寝かせるという判断は、工房やメーカーのフィッティングする所で相談するのが良い。「52度にして下さい。」などの指定は危険。必ず「現状から何度どうする。」というのが良い。

理由はカタログやクラブの表示とは誤差があるから。さらにそれをするとどうなるのか?も教えてもらいながらが良い。