練習場の打席

まだまだ寒いながら外出するとあちらこちらに春の息吹が。「寒い冬はゴルフしない!」と決め込んで練習オンリーに打ち込んでいたけど、そろそろ最終チェック段階に入る時期。残り1カ月にやるべきこととは。

この冬に取り組んだ弾道改造「フェード一辺倒」の成果


このオフシーズンに取り組んだのはフェード打ち。練習量の増加にともない「振れる」ようになったツケで、ボールが左右どちらに曲がるか分らない状態が続いていたが、ここにきてやっとまとまってきた。

計測値(PW)
計測値(8番アイアン)

画像は、上がPWで下が8番アイアンの弾道。まずは短いクラブから弾道が整うようスタートしたが、思いのほか時間がかかってしまった。2月になると「もしかして春に間に合わないかも?」と焦りが・・・。

計測値(ドライバー)

そしてなんとかギリギリ間に合いそうなドライバー弾道画像。まだ“当てに行ってる”感満載のスイングながら、残りあと1カ月でなんとかなりそうな感じには整ってきた。あとは日々反復して身体に覚えさせるだけ。



安心してアドレスできることが第一目標


もともとスライサーだったので、昨春まではコースですごく楽だった。ところが我流のドロー打ちに開眼してしまってから、スコアメイクに苦しんだというか、アドレスの向きに悩んでいた自分があった。

ドロー、フェードが自在というのが理想だけど、まずはフェードを極めることで、安心してアドレスで立てるようになるのが第一目標。

右にはどれだけ曲がってもいい!でも絶対左には曲げない!

練習場の打席

こんな気持ちで日々取り組んでいる。昨年の春以前は「間違っても左には曲がらない!」という自信があってラクだった。まあ、単に力のないスライスを打ってただけなんだけども(笑)。

完成したわけではないけれど今は安心感が増した


左に曲げないという第一目標は最低限クリアできたと思う。クラブの番手で言うと8番アイアンまでとドライバー。それ以外のクラブは長くなるにつれまだまだな感じがあるが、ひとまず今は最低限安心できる状態。

その代わり飛距離減という代償は払った。

あれもこれもを望むのは愚の骨頂だと言い聞かせて、日々ひたすらフェードとスライスを打ち分けている。念のため繰り返すが、ドローとフェードではなくあくまでフェードとスライス・・・(笑)。

取り組んだ内容は以下、過去の記事を参照。

“ハンドファーストでフェードを打つ−捕まえて逃がすライン出し”

理想は強くてほぼ曲がらないフェードボールだけど、今のところスライスは可としている。ハンドファーストでアウトサイドインのプレーン。腰から先の上半身でボールを捕えて、フォローで送り出す。

そもそも私のドローボールは、インサイドアウト軌道でフェースの開閉が多く、当たり方次第でどちらにも激しく曲がるというもの。これを極端なハンドファーストイメージで払拭することから入った。

“ライ角調整してスイング改善に役立てる”

↑この記事にあるように、勝手に捕まえてくれるライ角調整も功を奏している。さて、全番手が安心できるようになるのは今年いっぱいかかるんだろうか。その後もやることがまだまだあるが、じっくり行こう!