
全てのクラブをピッチングウェッジ(以下PW)のように打ちたい!という目標のもとに練習を続けてきたこの冬。まずPWでスイングを作って少しずつ長いクラブにもそれを適応させていくという単純なもの。
スイング作りの前に、まずは振りやすくするためのリシャフト


スイング作りなのにまずはそこからか?って流れだけど、私のアイアンシャフトは先調子のDynalite GOLD XPなので、素直なしなりと振りやすさから練習になるだろうと踏んで、Dynamic Gold CPT TOUR ISSUEにリシャフト。2本のウェッジと同じなので使い勝手は承知のもの。
6本アイアンセットの中でPWだけシャフトが違うことになる。しかし名前のとおりウェッジだと割り切ればこれもアリなんだと思って。
PWはアイアンセットに含まれて販売されているので10番アイアンという位置付け。それを断って、振り心地、重量感、バランスをアイアンセットからの流れではなく、ウェッジと位置付けたことになる。
フェード打ちマスターのために、この冬最も練習したのがピッチングウェッジ
低くテークバックしてシャットに上げ、切り返し以降では右の腰で押しながら上半身とクラブを一体化させてハンドファーストでインパクト。フェースを返さず左に低くフォローを出しきってからフィニッシュ。
言葉にすると結構長い。しかし実際に頭にあるのは「カットする」という言葉だけ。上記の細かい流れの数々は、ミスが続いた時にだけ引き出しから出してなぞれば良い。練習量でシンプルにできた。
余談だけど、動画の使用クラブは工房で借りた三浦技研のアイアン。記事の流れに合わないけれど、撮影中に気づかなかった(笑)。
※これは、ボールを捕まえながらフォローで逃がすフェード打ちの練習なので、フックボールが気持ちいいって人には参考外。
グリーン狙いのスイングも飛ばしたいスイングも基本は同じでありたい

PWで作るのはグリーン狙いの基本スイング。番手で言うと私の場合8番アイアンくらいまでがそう。一方で飛ばしたいクラブってのがある。
その最たるのがドライバー。しかし長いクラブを持ったからと言って、いきなり違うスイングをしてもそれぞれに悪影響しか出ない。
グリーン狙いスイングの振り幅が時計の長針で10時→2時だとしたら、飛ばしたいクラブではそれにあと少しずつ加えれば良い。10時→2時の範囲内ではどちらも意識も同じでありたい。
別の記事でも触れたけれど、長いクラブに至るとそうは実はそう簡単にはいかない。ドライバーを持つとつい気合いが入ってしまうし、例えうまくできても、地面から打つフェアウェイウッドはどうか?みたいな。
“いよいよシーズン到来!春に向けての最終チェック”
まあ普通に私のレベルでは、ドライバーをピッチングウェッジだとは到底思えないわけで、上級者は「同じ」なんて言う。いつそこへ行けるのだろうと思いながら、PWとドライバーを交互に打つ日々が続く。

コメント
コメント一覧 (5)
またまたナイスな記事ですね。
私も常々ウエッジのように全てのクラブを振りたいと思って数年が経過しました。
まだまだな部分もありますがスイングイメージとしてはウエッジに近い感じになって来たかなぁ。。。と更に精進中です。
特にドライバー等の長いクラブを身体の近くで振れるようになったおかげでだいぶ球筋も安定して来た感じです。
本格的なシーズンが待ち遠しいですね。
乱文失礼致しました。
私なんて相変わらず、何をどう変えたいのか徹底できていなくて恥ずかしい限りです。
私がコメントできるレベルではないと言うことは置いといて、下半身の動きが抑えられていて、一段と安定したスイングになって来てるように見えます。ヘッドが遅れて、シャフトがしなってる感じになってきてますね。カットを打つと言われていますが、案外距離も出ているのではないでしょうか。
個人的にはフェードのほうがフックより打ったときの感触がいいので、フェードに変えたいのですが、試すと引っ掛けになるんですよね。意識するとプッシュスライスになるし。根本的にインからクラブが出てる、インパクトでヘッドを返しすぎてるってことなんでしょうが・・・
今日の練習はアイアンはまあまあでしたが、DRがフック(いやチーピン系)で距離も出ないという最悪な状況でした。初戦が近いのでかなり焦ってきてるこのごろです。
使用中のクラブは工房さんのMB5005ですね。
かっこいいクラブですよね。でも思ったより難しくなく、打ちやすいマッスルバック。はるるさんところの工房の店長さんもお奨めのクラブですし。
これ欲しいんだけど、私に使いこなせるか悩むところです。新しく出たEPONのTour CBや303も気になっています。
めったにクラブを変えない私なので、悩むだけ悩んで(楽しみながら)納得したクラブを作ってもらおうと思っています。もしかしたら夏にお会いできたときには・・・って経過だといいのですが。
今のTC-550Fをかなり気に入っているので、資金面も考え、案外、再リシャフトだけになるかもしれませんけどね。
身体の近くで振る。なるほどですね。私はそれが全くできてないです。それでも以前は一生懸命振ってやっと平均200Y程度でしたが、最近は短く持って軽く合わせてもそれくらい飛ぶようになってきました。どうもそれ以上と思わないことが秘訣のようです。ショートアイアンのようにしっかりミートだけを考えれば勝手に飛んでくれるということをもっと頭に分らせないと・・・。
下半身は結構フラフラしてますよ(笑)。若いころ陸上選手だったなんて貯金はとっくの昔に使い果たしてしまったようです。距離は出ているというよりは「変わらない」が正しいようです。アイアンはご指摘どおりMB5005です。MP-53と比較すると、ヘッドは薄いですが大きさがあるので打ちやすく、ミスヒットにも寛容でやさしいですが、芯を喰わないと手応えは悪いです。これをしばらく打ってると自分のアイアンがすごく分厚く見えてしまうのでなんか嫌な感じです。