つま先上がりの練習中

傾斜地から行うショットの中でも、ボールが近くにあるため簡単に思えてしまって意外とうまく打てていないのがつま先上がり。案の定ミスしても単に「ダフった。」で終わって反省が出来ない特性もある。

私にはこういう練習環境がある


傾斜のつく打席

私が通う室内練習場の傾斜が再現できる打席。写真の傾斜が限度ではあるけれど、「なんとなく打てそう」という傾斜が最もヤバイので、これくらいがちょうどいい練習になる。そして予定どおりよくダフる。

同じクラブで何度繰り返し打っても、よくダフる(笑)。

ただでさえフック傾斜なのにダフるから、コースでもとんでもないボールが必ず出る。でもそれを見越して右を向いてるから「ナイスアウト」と言われて格好はつく。実はグリーンを狙ってたとは言えない(笑)。

前回のラウンドでも3発このミスをやった。最初からナイスアウト狙いならいいけど、そうじゃないから現場で凹んでしまうのだ。



つま先上がり克服の5つの古典的定番ポイント


どのサイトを見ても、過去に受けたレッスンでも、概ね以下の5つが克服のポイントとしている。できるだけ短い単語でまとめる。

(1)クラブを短く持つ。
(2)大きめのクラブを持つ。
(3)右方向を狙う。
(4)上半身の回転だけで打つ。
(5)コンパクトスイング。


一気に説明を加えて言うと、「大きめのクラブを短く持って、傾斜に応じて右を狙い、上半身だけでコンパクトスイング。」だ。

これを「小さくしか振れないから、右に大きめで!」とまとめる。意味と目的を理解した上で、短い言葉を言い聞かせてやる。

こう考えると、「ダフるから欲張るな!」で終わる気がする。そのうちこの練習打席の傾斜くらいならフルショットができるようにしたい。それまでは「克服=スコアメイク」だと思って我慢しなければ。

これ、他人のを見てるとよくあるのが、ボールが近い(高い)からと離れて立つ人。高確率で失敗するのでやめた方がいい。

また上記の5つに1つ加えるなら、いつも以上に素振りを行うこと。同じ角度の傾斜地を近くに見つけて、必ず地面を擦るように。

打席にはラフもある
打席にはラフもある。つま先上がりがラフってことはよくある。

つま先上がりのラフからのUT
ラフから2番UTを練習するも、これがなかなか上手く打てない。



嫌いなのに多いつま先上がり


私はスライサーなので当たり前のようにつま先上がりに出くわす。クラブがインパクトで落ちてしまうからスライスになって、きっと同じ理由でつま先上がりが苦手なんだろう。だから林間コースが好き(笑)。

また、派手なつま先上がりは見るからに厳しいので無理はしない。でも緩やかなヤツは頑張ってミスしちゃうのでこっちの方がタチ悪い。

ボール位置を遠くから見た時に、「ああつま先上がりだな。」と覚悟を決めてボール位置まで行くのも大切。ボールの場所に立つと、「それほどでもないか。」と思ってしまうのは、グリーン上と同じ。

つま先上がりでアイアン練習中

初心者の頃は「カカトの高いシューズで克服できるのかなぁ?」とか考えたこともあるけど、そういうことじゃないからね(笑)。