GDRデータ(弾道)

会員になっている室内練習場のシミュレーターシステムがバージョンアップした。GOLFZONの新GDRというもの。中でも最も興味深いフィッティングモードを使ってウィークポイントのチェックをしてみた。

GOLFZON(新GDR)のフィッティングモード


何をチェックするかと言うと、ボールスピード、バックスピン、サイドスピン、打ち出し角の4点。実際に打ったショットデータを「もしこうなったら」という過程のもとに数値を操作できるという機能。

本来は文字通り、どんなクラブが合っているか?を模索するものなんだけど、練習材料にも使えそう。ドライバーなら「バックスピン量を減らしたらこんな弾道で距離がどうなる。」などの目標を立てられる。

GDRデータ(ドライバー3D)

私のドライバーショットは、打ち出し角が低くスピン量が多いということが分かる。スイングやクラブ調整で補える部分は練習で克服したい。

でもこう見えてしまうと、勝手に改善されるようなクラブを探したくなってくる。だからフィッティングモードなんだろうけど(笑)。



解析画面は4種類から選べる


弾道をビジュアル別に4種類から選べる。基本データ確認画面のほか、斜めから見た3Dビュー、真横からの高さ確認、上空からの落下地点。

GDRデータ(U2高さ)

これは私の強い味方、U2のショットを横から見たところ。高さは安定しているが、擦ると大きく距離をロスする。強いフェードを打つのが目標なので3番の弾道で打ち出し角がもう少しあるのが理想か。



アイアンなら落下地点が参考になる


GDRデータ(7I落下地点)

次の画像は7番アイアンの落下地点確認画面。落下地点と言ってもキャリーの落下ポイントじゃなくボールが止まった場所のようだ。こういう分布図みたいに出れば、コースの攻め方も決まってくる。

打ち出し角は20〜21度くらいにまとめたいので、もう少し抑えて打ってもいいかもしれない。目標のフェード一辺倒が最も再現できているが、まだ時々打ち出し方向が乱れることがあるので課題は残る。

ただ、マット打ちなのでダフると余計に飛んでしまう。さすがにダフリ判定まではないので、フィッティングモードでは、ダフったデータはパネルタッチでチェックを外して解析から削除するのが良い。



とにかく練習メニューと解析が豊富


まだ導入直後なので、全てのメニューまでは未チェック。今回はフィッティングモードにはまったので記事にしてみたもの。

会員カードを機械にかざしてログインするので、自分のデータが蓄積されてパソコンやスマホから閲覧できるようになっている。番手ごとの解析はもちろん、練習メニュー別にもデーターが蓄積される。



しばらくはこのマシンと遊ぶのが忙しくて、本来の練習ができないかもしれない(笑)。でも日々の練習が楽しくなりそう。