同じクラブで続けざまに「あーでもないこーでもない」とボールを打ち続ける。練習場でよくやる練習になってない練習方法。場所が「練習場」だけに練習した気になるんだけど、これじゃいつまで経っても・・・。
連続打ちの下手固めから脱却するために
スイング改造や苦手克服の反復だけが練習じゃない。大切なのはラウンドにつながることを予行すること。練習場の打席は、コースでは滅多にない極めて恵まれた状況下であることを肝に銘じたい。
また、コースではやり直しが利かないことも、連続打ちの練習効果がない最大の理由。そんな時に効果的なのが仮想ラウンド。
想像の中で苦手場面を強く想定しながら行うのも良いし、距離のない練習場ならヘッドスピード計測器に手伝わせるのも良い。
私の場合は、シミュレーター付きの練習場で頻繁にコンペが開催されるので、その開催時期に集中してこれを行うのがいい練習になっている。
実際よりは簡単だけど緊張感を持てるのがいい
とはいえ、やはり練習用のマットなのでショットは簡単。実際よりもいいスコアが出る。しかし、前に木々がせり出していたり、傾斜機能があったり、OB・池・ガードバンカーなどのプレッシャーが目で見えるので、実際のコースでよくやるミスをここでもよくやる。
ドライバーでナイスショットしても、次が苦手なつま先上がりで左のOBが怖いなんてありがちにして最も嫌なパターンが普通にある(笑)。
おまけにコンペなので、普通に仮想ラウンドする以上の緊張感をもたらせてくれる。加えて1度優勝しているので、ある程度名前も知られていて下手なスコアは出せないという緊張感がとてもうれしい。
今回はタイトな河口湖カントリークラブをプレー。持参クラブはパター入れて計6本。5番ホールまではパープレーで粘ったが、ちょうどいいクラブがないのに狙ってミスしたり、8番ホールでは苦手なつま先上がりでよくやるミスを披露してダボで、結局ハーフ4オーバー!
いろいろな「苦手」を克服できる可能性
ドライバーはいいけどセカンドでよくミスるなんてのは、連続打ち練習最大の弊害。私もよくやる。特にショートアイアン。これについては練習方法以外に、クラブの流れの問題もあるかもしれないが・・・。
そこでドライバーで1発後、ショートアイアンを1発。なんて練習も仮想しなくても効果的。「ドライバー×フェアウェイウッド」とか、「ドライバー×ロングアイアン」とか、「ドライバー×ショートアイアン」など1球ずつ交互にやる。するとコースで多いミスが再現されることがある。
人間ってのは都合いいもんで、コースでミスって「ああ、次の練習ではここを改めないと」と思っていても、練習場でちょっと調子がいいとそのクラブばかり打って気持ちよくなってすっかり忘れてしまう。
長短1球ずつ交互の練習は、そんな慢心や物忘れを改めてくれるいい練習方法になる。「練習場で練習する。」ゴルファーになりたい。
余談−今回は個室のVIP打席でやらせてもらった
機械の都合の関係で、今回は個室のVIP打席でプレーさせてもらった。これでカラオケでもあったらずっと居座っちゃう感じ(笑)。
inGOLF 北池袋(会員制室内練習場)
公式サイトはこちら:http://in-golf.jp/
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コメント
コメント一覧 (2)
かなり打った後なので、それなりにうまくいくことが多く、気持ちよく帰るきっかけにできればと。
そのあと、DRを10球位打って、終わり。ですかね。時間があれば、アプローチ練習場で本球のショートアプローチ練習することもありますけど。
もう少し、意識を高く持ってやらないといけないのですが、何事も甘めなのが、なかなか上達しない大きな理由でしょうね。
何もない練習場で意識を高く持つって難しいですよね。私の環境ですらしょせん相手はゲーム画面ですので。でも今のようなシーズン中なら、「来週の今頃はあのゴルフ場だなぁ」なんて考えるとドキドキしてアドレスできるので、この感覚を大事にするようにしてます。